南京虐殺事件にみられる戦争の実相(9)
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2011/11/12 14:50 投稿番号: [37389 / 41162]
南京大虐殺のような蛮行を、なぜ
日本軍が起こしたのだろうか。
日本人が もともと残酷で、人殺しは その本性だ などとは
とても 考えられない。 むしろ、歴史が示すように 日本人は
本来温和で、生命や 自然を寿ぎ、愛する 民族だったはずだ。
それが、このような 残虐事件の 主役になったのには、相当の
背景と 原因が あったはずだ。
元来 軍隊とは暴力組織であり、明白な自律意識が保たれなければ
残虐行為に走るのは当然だ、と言ってしまえば それまでであるし、
満州事変での 平頂事件や ベトナム戦争でのソンミ事件のように、
内外に いくつも 同様の例を見出すことは できる。
しかし、南京事件は、あまりにも大規模で 組織的な行為だった。
それを行なった 旧日本軍=「皇軍」の性質に、
事件を誘発する原因があったのだ と考えられる。
第1に、近代の 日本軍の特徴は、世界にも稀なほど厳しい規律と、
兵士に対する服従の強制があり、兵士の自主性を尊重することなく、
がんじがらめの規則と厳しい罰則とで、軍隊の秩序を維持していた。
兵士の人権は極度に制限され、苛酷なまでの絶対服従が強要された。
古参兵が新兵に対してふるった私的制裁としての暴力などは有名だ。
自軍の中でも、人権と自由を 尊重しないのだから、敵軍の捕虜や
民衆にたいする処遇に、人権の尊重を求めるのは 無理な話だ。
第2に、皇軍の特徴には、非合理な精神主義の 強調があった。
明治の建軍にあたって、日本軍の幹部は すべて士族、つまり
もとの武士だった。 近代軍でありながら、封建時代の武士道が
そのまま持ち込まれた。 このことにより 戦場の死こそ名誉だ
という 武士の価値観が、天皇のために死ぬことが軍人の最高の
美徳だという位置づけとなり、やがて 玉砕や特攻 などという
およそ近代軍にあるまじき作戦の立案・実行に 行き着いたのだ。
いさぎよく死を選べ、生きて虜囚の恥はさらすな、という思想が
兵士 一人ひとりに 徹底して 刷り込まれた。 自軍の捕虜を
認めないぐらいだから、相手国の捕虜の処遇も非道なものとなった。
日本人が、日本人らしさを 失っていた 軍国時代に起きた悲劇。
その現実に向き合わなければ、未来に責任を持つことはできない。
歴史を 真摯に省みることは 自虐でもなければ 恥でもない。
恥だとすれば、自国にのみ 都合よく 歴史を 歪曲することだ。
そうした 恥ずべき歴史の改ざんに 躍起になりながら、
国際社会が進展している現代にあっても、いまだに
他国の人々を 侮蔑しようとする 傲慢な日本人もいる。
しかし、かつて 他国民衆への侮蔑的感情が、
違法な残虐行為の要因になった歴史を 忘れてはならない。
日本人が もともと残酷で、人殺しは その本性だ などとは
とても 考えられない。 むしろ、歴史が示すように 日本人は
本来温和で、生命や 自然を寿ぎ、愛する 民族だったはずだ。
それが、このような 残虐事件の 主役になったのには、相当の
背景と 原因が あったはずだ。
元来 軍隊とは暴力組織であり、明白な自律意識が保たれなければ
残虐行為に走るのは当然だ、と言ってしまえば それまでであるし、
満州事変での 平頂事件や ベトナム戦争でのソンミ事件のように、
内外に いくつも 同様の例を見出すことは できる。
しかし、南京事件は、あまりにも大規模で 組織的な行為だった。
それを行なった 旧日本軍=「皇軍」の性質に、
事件を誘発する原因があったのだ と考えられる。
第1に、近代の 日本軍の特徴は、世界にも稀なほど厳しい規律と、
兵士に対する服従の強制があり、兵士の自主性を尊重することなく、
がんじがらめの規則と厳しい罰則とで、軍隊の秩序を維持していた。
兵士の人権は極度に制限され、苛酷なまでの絶対服従が強要された。
古参兵が新兵に対してふるった私的制裁としての暴力などは有名だ。
自軍の中でも、人権と自由を 尊重しないのだから、敵軍の捕虜や
民衆にたいする処遇に、人権の尊重を求めるのは 無理な話だ。
第2に、皇軍の特徴には、非合理な精神主義の 強調があった。
明治の建軍にあたって、日本軍の幹部は すべて士族、つまり
もとの武士だった。 近代軍でありながら、封建時代の武士道が
そのまま持ち込まれた。 このことにより 戦場の死こそ名誉だ
という 武士の価値観が、天皇のために死ぬことが軍人の最高の
美徳だという位置づけとなり、やがて 玉砕や特攻 などという
およそ近代軍にあるまじき作戦の立案・実行に 行き着いたのだ。
いさぎよく死を選べ、生きて虜囚の恥はさらすな、という思想が
兵士 一人ひとりに 徹底して 刷り込まれた。 自軍の捕虜を
認めないぐらいだから、相手国の捕虜の処遇も非道なものとなった。
日本人が、日本人らしさを 失っていた 軍国時代に起きた悲劇。
その現実に向き合わなければ、未来に責任を持つことはできない。
歴史を 真摯に省みることは 自虐でもなければ 恥でもない。
恥だとすれば、自国にのみ 都合よく 歴史を 歪曲することだ。
そうした 恥ずべき歴史の改ざんに 躍起になりながら、
国際社会が進展している現代にあっても、いまだに
他国の人々を 侮蔑しようとする 傲慢な日本人もいる。
しかし、かつて 他国民衆への侮蔑的感情が、
違法な残虐行為の要因になった歴史を 忘れてはならない。
これは メッセージ 37388 (wadatumi_voice21 さん)への返信です.