Re: ちなみに>nyankotyanndamon
投稿者: nyankotyanndamon 投稿日時: 2011/10/19 16:22 投稿番号: [37185 / 41162]
2.コルレス契約
外国為替の決済は、海外の銀行に預金口座を持っていることが必要なわけですが、すべての銀行に預金口座を作っておくのは大変です。そこで、預金口座をおいていない銀行とは、他の銀行がもつ預金取引関係を利用して、間接的に決済する取り決めを行っています。
例えば、東銀行が預金口座を設けていないサン銀行に送金したい場合、ニューヨーク銀行がサン銀行に預金勘定をおいていれば、一旦、ニューヨーク銀行がサン銀行に立替払いをし、ニューヨーク銀行にある東銀行の預金勘定で決済することができます。
内国為替は、一般に中央銀行においてある預金勘定で決済されるため、国内の銀行同士では、預金の預け合いがなくても決済されます。しかし、外国為替の決済では、あらかじめ海外の銀行との間で、個別に決済に関する取り決めをしておくことが重要になります。
そこで、日本の銀行は、海外の銀行との間で為替業務の代行に関する契約を結んでいます。これを為替取引契約(Agency Agreement)といい、この契約の相手先のことをコルレス(Correspondent)と呼んでいます。コルレス契約では、手形の取立依頼、送金の支払委託、信用状の授受、決済勘定などの取決めを行っています。
コルレス先で預金勘定をおいている取引銀行先をデポ・コルレス(Depository
Correspondent)といいます。また、預金勘定のことを為替決済勘定と呼んでいます。
一方、為替決済勘定をおいていない先をノン・デポ・コルレス(Non Depository Correspondent)といいます。ノン・デポ・コルレス先の口座振替は、他の銀行を通して間接的に行われます。
コルレス先
デポ・コルレス
為替決済勘定をおいている取引銀行先
ノン・デポ・コルレス
為替決済勘定をおいていない取引銀行先
デポ・コルレス先の預金は、並為替で勘定が引き落とされる一方、逆為替では入金が行われます。この出金と入金が相殺されて、口座勘定の残高は、僅かな増減に収まります。
決済勘定残高の過不足調整は、為替市場で外貨を売買して調整されることになります。
↑此等の取引は現在でも行われており、戦前戦後共に何の問題も無い預け合い勘定です。
これは メッセージ 37184 (nyankotyanndamon さん)への返信です.
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