南京事件の原因について③
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2011/08/10 06:30 投稿番号: [36520 / 41162]
補給経路の確保を軽視し、長期戦にあたっての戦略もないままに
中国戦の泥沼に
はまり込んだ日本軍は、たちまち
給養に窮した。
さらに
捕虜の処置についての
まともな方針も持っていなかった。
当時の方面軍司令は
証言(吉田裕『南京事件と国際法』より)で、
南京での捕虜殺害について、次のように
述べている。
捕虜も相当出来たけれども、捕虜に食はせる物もない。
さういふ状態で戦闘しつつ捕虜が出来るから始末することが
出来ない。
それで
ちよん斬つてしまうといふことになった。
それで大したことではないのだが、南京の東南方の鎮江との
間の所で一万余の捕虜があつたのだけれども、そんなのは無論
追撃中だから戦闘中と見てもよろしい、又捕虜となつても逃亡
する者もあるし、始末が付かぬものだから
シヤーシヤーと
射つてしまつたのだ。
その死骸が川に流れた。
それから問題になつたのだ。
食料が不足して捕虜の処遇に困った、それで「戦闘中」と見なして
捕虜を殺害した
という証言だ。
どうやら
日本軍の司令官は
中国軍捕虜を処分することを
犯罪とは考えていなかったようだ。
このほかにも、軍や師団が
捕虜の「処分」を命令または指示し、
組織的な殺害がおこなわれていたという史料が
数多く存在している。
派遣軍司令部の情報主任参謀で方面軍参謀を兼ねていた中佐が、
捕虜をどうするかという師団からの問い合わせに対して、
くりかえし「ヤツチマエ」と命令していた
という証言がある。
これは、当時少佐で方面軍司令の専属副官であった人物の証言だ。
おそらく、南京虐殺「まぼろし説」を振りかざす否定派などは、
こうした数々の証言を
すべて
捏造だ、ウソだ、などと決めつけ
必死になって
否定しようとするだろう。
しかし、前述に引用した陸軍次官通牒や戦闘詳報など日本軍の記録には
これらの証言を裏付けるように、日本軍の中国軍兵士への認識や
対処方針などが示されており、資料的価値は
十分にあるものだ。
これは メッセージ 36519 (wadatumi_voice21 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/fn5febg5tbba6a1a6bdbe730v0bix6afc0a9oa29ta4n13_1/36520.html