Re: 731部隊の細菌爆弾
投稿者: nyankotyanndamon 投稿日時: 2010/01/06 16:45 投稿番号: [30536 / 41162]
ツラレミア(野兎病)菌
アリベックは医科大学軍事医学部の卒業です。軍事医学部ではどんなことを学ぶのでしょうか。この学生時代に、ソ連軍が1941年のスターリングラード攻防戦の際にドイツ軍に対してツラレミア菌を散布したことを文献調査から推定したレポートを書いたことがきっかけで、生物兵器の研究所で仕事を始めるようになりました。ツラレミア(野兎病)は野兎が保有する細菌により起こるもので、日本では平安時代にすでに生の野兎を食べてかかる病気のことが記されています。昭和の初めに福島の大原八郎博士がこの病気の原因を夫人への感染実験などを通じて解明し野兎病と命名したことは私の世代にとっては有名な話です。
ところで、アリベックの最初の仕事はワクチン耐性のツラレミア菌を作出して生物兵器に用いることでした。この実験はアラル海のリバース島で1982年に行われました。500匹のアフリカ産サルを輸入しワクチン耐性兵器の実験のためにサルにワクチン接種したのち小型爆弾につめた細菌で攻撃した結果、サルは発病・死亡しました。この成績が評価されてアリベックは昇進の道を歩むことになったというわけです。
これは メッセージ 30534 (fukagawatohei さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/fn5febg5tbba6a1a6bdbe730v0bix6afc0a9oa29ta4n13_1/30536.html