南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行の嘘

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Re: 731部隊の細菌戦 - 裁判記録

投稿者: fukagawatohei 投稿日時: 2009/09/07 09:30 投稿番号: [28905 / 41162]
h   江山
  (a)   日本軍は、1942年(昭和17年)6月10日ころから江山県城を占領し、約2ヶ月後に撤退したが、この撤退の際、コレラ菌を使用した細菌戦を実行した。その方法は、主として、井戸に直接入れる、食物(餅状のもの)に付着させる、果物に注射するなどというものであった。

  (b)   江山の人々の中には、これらの食物等を飲食しコレラに
罹患して死亡する人が発生した。原告鄭科位及び同周法源の最近の調査によれば、当時七斗行政村においてコレラで死亡したと考えられるのは合計37人であった。

(甲91,105の1、163の1・2、293の1・2、原告周道信)

(ウ)これらの細菌兵器の実戦使用は、日本軍の戦闘行為の一環として行われたもので、陸軍中央の指令により行われた。
(甲1,2,21,33,76,91、証人吉見義明、証人松村高夫)

(エ)(本件細菌戦によるペスト、コレラ被害の内容・程度)
a   ペストは、歴史上14世紀ころにヨーロッパで猛威を振るい「黒死病」と恐れられた細菌感染症である。秒方としては、腺ペスト、敗血症ペスト、肺ペスト、皮膚ペストなどがある。一般に、軽微な前駆症状の後に突然に悪寒をもって発病し、激烈な頭痛、眩暈、吐き気、嘔吐を伴い、速やかに高度な心臓障害及び血管障害が起こり、身体に色濃い斑点が現れ、痙攣を起こして、大変な苦痛のうちに死に至ることも多い。ただし、現在ではサルファ剤や抗生物質によって治療が可能になっている。

  腺ペスト(ヒトのペストの中で最も多く、80%から90%を占める。)や皮膚ペストは、ペストに感染したノミに噛まれて感染する。肺ペストは、ペスト患者の喀痰や飛沫が感染源になる。

敗血ペストは主として腺ペストに続いて起こる二次性のものが多い。特に本件の被害地域のように人的な繋がりが強い地域では、ペストはそのような社会形態を介して伝播し、人々を次々に死に追いやることから、差別とお互いの疑心暗鬼を招き、地域社会の崩壊をもたらすとともに、人々の心理に深刻な傷跡を残す。

そして、ペストは本来齧歯類の病気であることから、ヒト間の流行が始まった後も、病原体が自然の生物界で保存され、ヒトの間に感染する可能性が長く残存する。その意味で、ペストは、地域社会を崩壊させるだけではなく、環境をも長期的に渡って汚染する病気であるといえる。

(甲89,92,93の1、98の1・2、証人上田信、証人聶莉莉、証人中村明子、証人邱明軒、弁論の全趣旨)
b   コレラは、経口的に伝染して起こる消化器系伝染病である。米のとぎ汁様の激しい下痢と嘔吐による脱水症状や、筋肉の痙攣を起こし、治療が行われないとかなりの割合で死に至る。極めて苦痛の大きい伝染病である。ただし、現在では、適切な輸液と抗生物質の併用により致命率を大きく下げることができる。

  伝染力が強く、次々と死者が出ると、地域社会において差別やお互いの疑心暗鬼を招くことも多い。
(甲163の1・2、179,293の1・2、原告周道信、弁護の全趣旨)

イ   次に原告らの主張する被害についてみてみる。
  原告らは、旧日本軍の本件細菌戦により別紙3の「原告らの主張」の別紙「原告及び死亡親族一覧表」記載のとおりの被害(ペスト又はコレラへの罹患やこれを原因とする死亡)を受けたと主張し、立証としてこれに符合する陳述書を甲号証として提出し(甲142から145までの各1・2、161から163までの各1・2、283から293までの各1・2、295から474までの各1・2)、一部の原告ら(原告呉世根、同何祺綏、同陳知法、同周洪根、同丁徳望、同易孝信、同周道信)が本人尋問においてその旨を供述している。大半の原告らについては、それ以上に原告らの上記主張事実を確認することができるより客観的な証拠は提出されておらず、これからの事実の的確な認定のためにはなお証拠の追加提出が可能かどうかが検討される必要があると思われるが、上記原告らの各陳述書及び本人尋問における各供述事態は十分了解し得る説得的なものである。

(続く)
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