Re: 不戦条約の解釈と留保
投稿者: nmwgip 投稿日時: 2006/09/29 23:36 投稿番号: [12795 / 41162]
不戦条約の解釈と留保
オオタグロくん、キミの為に再投稿してあげるんだから、しっかり勉強するように。
1.日本の「不戦条約対米回答」から引用
「四月二十八日亜米利加合衆国国務長官ガ自国案ニ対スル同国政府ノ解釈ヲ詳細説明セル旨更ニ申述ベラレ候」
「四月提出セラレタル条約原案ニ対スル帝国政府ノ了解ハ亜米利加合衆国政府ノ了解ト実質上同一ナルヲ以テ」
2.合衆国政府ノ了解に該当する4/28米国国務長官ケロッグの議会演説
『アメリカの作成した不戦条約案中には、自衛権を制限乃至毀損するが如き点は少しも存しない。自衛権はすべての独立国に固有のものであり、又あらゆる条約に内在している。各国家はいかなる場合においても、各条約の規定如何にかかわらず、攻撃もしくは侵略から自国の領土を防衛する自由をもち、自衛のために戦争に訴うる必要があるかどうかは、その国のみがこれを決定し得るのである。正当な理由はある場合には、世界はむしろこれを賞賛し、これを非難しないであろう。』
(日本外交学会編『太平洋戦争原因論』)
3.この自衛権の行使が文字通りの自国領土のみに限定されないことを示す、国際社会に承認されたイギリスの留保条件
「世界には、その福祉と保全とがわが国の平和と安全のために特別かつ死活的な利益を構成する諸地域がある。イギリス政府は、このような地域への干渉が行なわれてはならないことを明らかにしようと、過去において努力してきた。【このような地域を攻撃から守ることは、イギリスにとり自衛措置である。】イギリス政府は、新条約はこの点に関する行動の自由をそこなわないという明確な了解のもとに、新条約を受諾するものであることが、明瞭に理解されなければならない。」
(佐藤和男監修『世界がさばく東京裁判』)
分かり易く括弧で括ってやったぞw
この様に、不戦条約の下で「自衛のために戦争に訴うる必要があるかどうかは、その国のみがこれを決定し得るのである」。
日本が自衛戦争だったと主張すれば、それが日本の領域内でなくても、日本の「平和と安全のために特別かつ死活的な利益を構成する諸地域」であれば、不戦条約の下では自衛戦争なんだよ。
これは メッセージ 12782 (T_Ohtaguro さん)への返信です.
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