ミニー・ヴォートリンの日記
投稿者: deliciousicecoffee 投稿日時: 2006/07/22 11:17 投稿番号: [11187 / 41162]
●安全区内に潜伏した支那軍による悪事と便衣兵
P46
12月11日(土)
サール[・ベイツ]から、中国軍の指揮系統が崩壊しはじめてといういささか憂鬱な報告があった。下級将校が防衛司令長官の命令に従わず、いまだに兵士や大砲が安全区内に残されている。実際、けさわたしは、キャンパスの敷地内で塹壕が掘られているのを発見した。
P47
12月12日(日)
悲しいことだが、中国軍が終日ひっきりなしに安全区内を通過している。今夜の記者会見で聞いたところによれば、防衛司令長官の唐生智には、旗下の部隊に対する統率力が不足ために、城内のほとんどの場所で略奪が行われているそうだ。
P50
12月13日(月)
5時を少し回ったころに起き上がって、正門のところへ行ってみた。あたり一帯は静かだったが、門衛が言うには、退却する兵士たちがいくつもの大集団をなして通過して行き、なかには民間人の平服をせがむ兵士もいたそうだ。けさキャンパス内にたくさんの軍服が落ちているのが見つかった。
●キャンパス内の軍服や手榴弾
12月14日(火)
ニューヨーク・タイムズ特派員のダーディンは何とかして上海に行こうとしたが、句容まで行ったところで引き返してきた。
(略)
わたしは、支那兵が一昨夜逃走するさいにキャンパスに投げ捨てて行った軍服を埋めることにした。ところが大工の仕事場に出かけてみると、庭師たちのほうが私よりも上手であった。彼らは、すでに軍服を焼却し、手榴弾は池に投げ込んでしまっていた。陳さんは、捨てられていた銃を隠した。
今夜は平穏無事でありますように。
『南京事件の日々――ミニー・ヴォートリンの日記』
これは メッセージ 11185 (fukagawatohei さん)への返信です.
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