Re:今日のTBS特番「歴史は繰り返す」
投稿者: hanguroubarisuto 投稿日時: 2003/01/03 09:25 投稿番号: [151145 / 177456]
塩野七生氏のの「ローマ人の物語」を読んでみたのですが、丁度マルクス・アウレリウス帝の時代の本が最近出版された。ローマ帝国はライン川からドナウ川を国境としていたのですが、ゲルマン民族の侵入が激しくなりアウレリウス帝は生涯を戦闘に費やした。そして実の息子に皇帝の地位を継がせたのですが、これがローマ帝国のけちの付き始めで、コンモドゥス帝は帝国を崩壊に導いた皇帝として名を残しました。それを映画にしたのが「グラディエーター」です。
制作年代からしてブッシュ大統領を意識して作られたものではありません。しかしながらあまりにもブッシュ大統領とコンモドゥス帝との共通点がある。ブッシュ大統領はベトナム世代でありながら戦争を忌避した。そしてインチキ選挙で大統領となり、親から子への世襲制大統領となった。コンモドゥス帝も初めての世襲皇帝であり、戦争忌避者であった。さらには放蕩三昧の生活歴も共通している。ちょうど時代も帝国の頂点から崩壊への転換点であることも共通している。
米国がこれから崩壊へ向かうという説には異論があるという人がいるだろう。それはアメリカが流すプロパガンダに汚染されている証拠だ。アメリカという国は軍事も経済も、無尽蔵と思えた石油に支えられて作られた帝国だ。しかしながら1965年以降は巨大油田の発見はぴたりと止み、ドルショック、オイルショック、双子の赤字と経済はブレーキがかかり始めた。さらには兄弟国家ソ連の崩壊はアメリカ帝国の崩壊をも決定付けている。アメリカ帝国は巨大なるが故に石油無しには成り立たないのだ。
アメリカ国民も誇大妄想にとりつかれ、傲慢な言論を吐く学者が増え始め、それが日本人グローバリストに伝染している。ハドソン研究所の日高氏もその一人で、最近の著書で「探査技術の進歩で石油の確認埋蔵量は増え続けている」と書いている。それならば何故アメリカはあせってイラクの石油を強奪する必要があるのか。少し考えればわかる矛盾に日本人研究者は気が付くべきだ。
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu42.htm
これは メッセージ 151115 (etranger3_01 さん)への返信です.
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