乳児も犠牲、住宅地に爆撃
投稿者: arisugawahiro_0 投稿日時: 2002/07/30 19:26 投稿番号: [145660 / 177456]
<07/29/2002>毎日インターナショナル
◇イスラエルの「過剰」攻撃の背景◇
〜ワシントンDCから〜
かなりむちゃなやり方である。イスラエル軍は7月23日未明、イスラム過激派の大物を殺害しようとして、ガザ市の住宅街に、F16戦闘機から大型誘導爆弾を発射した。狙ったのは「ハマス」軍事部門の責任者、サラハ・シャハダ師(48)。
目的通り、「標的」を仕留めたものの、2カ月の女の赤ちゃん、同師の14歳の娘ら9人の子どもを含む計14人の市民が巻き添えになった。アラブ、欧州諸国はもちろん、イスラエルのシャロン政権寄りの米国までが強く非難するなど、イスラエルの「やり過ぎ」に国際世論が反発している。
ガザ地区は人口が多い。特にガザ市内は密集地である。1トンの大型爆弾1発で民家やアパートなど5棟が倒壊、近くの家具工場も炎上した。多くの市民が瓦礫の下敷きになったと伝えられている。東京の住宅街に爆弾が落ちたようなものだ。
活動家1人を狙う場合、イスラエル軍は、武装ヘリから小型誘導ミサイルを発射するなど被害を限定する方策をとってきた。それなのに、今回はなぜ過剰攻撃に走ってしまったのだろう。
標的となったシャハダ師は、パレスチナ難民の子として1953年に生まれた。エジプトの大学を卒業後、ガザに戻り、イスラム原理主義運動に身を投じたとされる。
87年、パレスチナ住民がイスラエル軍に投石で立ち上がった「インティファーダ」のなか、アハメド・ヤシン師をリーダーに担いでハマスを創設した。しかし、翌年にはイスラエル警察に逮捕され、97年にパレスチナ側に身柄を移されるまで投獄されていた。
釈放後に地下にもぐり軍事部門カッサム隊を率いて、ハマスの武闘派として恐れられるようになる。数々の自爆テロを指揮し、最近ではイスラエル北部のリゾート地ネタニヤのホテルで29人が犠牲になったテロの首謀者とされている。また、ユダヤ人入植地に無差別に迫撃砲を撃ち込み始めたのも、このシャハダ師だ。
イスラエルにとっては、国民の多くをあやめた「憎き敵」「最も野蛮なテロリスト」である。
そのシャハダ師の所在がようやくつかめ、「今、攻撃すれば、殺害できる」と考えた時、小型より大型爆弾、ヘリよりも戦闘機、というより確実な攻撃に走ったと考えると、今回の過剰攻撃の背景が見えてくる。
それでなくても、自治政府のコントロールもきかないハマスは、イスラエルにとって、やっかいな存在だ。軍事部門だけでなく、学校、病院、福祉施設の運営など民生にも力を入れ、貧困層に浸透している。
◇イスラエルの「過剰」攻撃の背景◇
〜ワシントンDCから〜
かなりむちゃなやり方である。イスラエル軍は7月23日未明、イスラム過激派の大物を殺害しようとして、ガザ市の住宅街に、F16戦闘機から大型誘導爆弾を発射した。狙ったのは「ハマス」軍事部門の責任者、サラハ・シャハダ師(48)。
目的通り、「標的」を仕留めたものの、2カ月の女の赤ちゃん、同師の14歳の娘ら9人の子どもを含む計14人の市民が巻き添えになった。アラブ、欧州諸国はもちろん、イスラエルのシャロン政権寄りの米国までが強く非難するなど、イスラエルの「やり過ぎ」に国際世論が反発している。
ガザ地区は人口が多い。特にガザ市内は密集地である。1トンの大型爆弾1発で民家やアパートなど5棟が倒壊、近くの家具工場も炎上した。多くの市民が瓦礫の下敷きになったと伝えられている。東京の住宅街に爆弾が落ちたようなものだ。
活動家1人を狙う場合、イスラエル軍は、武装ヘリから小型誘導ミサイルを発射するなど被害を限定する方策をとってきた。それなのに、今回はなぜ過剰攻撃に走ってしまったのだろう。
標的となったシャハダ師は、パレスチナ難民の子として1953年に生まれた。エジプトの大学を卒業後、ガザに戻り、イスラム原理主義運動に身を投じたとされる。
87年、パレスチナ住民がイスラエル軍に投石で立ち上がった「インティファーダ」のなか、アハメド・ヤシン師をリーダーに担いでハマスを創設した。しかし、翌年にはイスラエル警察に逮捕され、97年にパレスチナ側に身柄を移されるまで投獄されていた。
釈放後に地下にもぐり軍事部門カッサム隊を率いて、ハマスの武闘派として恐れられるようになる。数々の自爆テロを指揮し、最近ではイスラエル北部のリゾート地ネタニヤのホテルで29人が犠牲になったテロの首謀者とされている。また、ユダヤ人入植地に無差別に迫撃砲を撃ち込み始めたのも、このシャハダ師だ。
イスラエルにとっては、国民の多くをあやめた「憎き敵」「最も野蛮なテロリスト」である。
そのシャハダ師の所在がようやくつかめ、「今、攻撃すれば、殺害できる」と考えた時、小型より大型爆弾、ヘリよりも戦闘機、というより確実な攻撃に走ったと考えると、今回の過剰攻撃の背景が見えてくる。
それでなくても、自治政府のコントロールもきかないハマスは、イスラエルにとって、やっかいな存在だ。軍事部門だけでなく、学校、病院、福祉施設の運営など民生にも力を入れ、貧困層に浸透している。
これは メッセージ 145659 (arisugawahiro_0 さん)への返信です.
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