パイプライン計画:遂に実現
投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2002/05/31 07:28 投稿番号: [142720 / 177456]
<パイプライン>アフガン経由で建設
関係3カ国が覚書に調印
【イスラマバード春日孝之】中央アジアのトルクメニスタンからアフガニスタンを経由し、パキスタンに至る天然ガスの大規模パイプライン敷設計画が大きく動き出すことになった。関係3カ国が30日、イスラマバードで建設に向けた覚書に調印した。計画は、今後のアフガン和平プロセスと密接にからむ上、米国など大国の資源戦略とも連動し、この地域の将来に重要な位置を占める。
パイプラインのルートは、トルクメニスタン南部のダウラタバードからアフガン南西部を抜け、パキスタン南部グワダル港に至る全長約1400キロ。総工費は推定25億ドル(3090億円)。パキスタンからインドに延長する案も出ている。
アフガン暫定行政機構のカルザイ議長(首相)とトルクメニスタンのニヤゾフ大統領は29日、調印式に臨むためパキスタン入りした。
計画が動き出せば、関係国への経済効果は計り知れない。輸出国トルクメニスタンはもとより、アフガン、パキスタンも年間それぞれ5億ドルの使用料収入が見込める。
パイプラインの建設・稼動はアフガン和平を前提にしている。アフガン情勢に詳しいパキスタン軍情報機関(ISI)のハミド・グル元長官は「米国が昨年の同時多発テロ後、アフガンで゛対テロ戦争゛を始めたのはテロリスト掃討だけが目的ではない。この地域の情勢を安定化させ、自国の利害にかなう資源戦略を実行したいとの狙いもある。アフガンや中央アジアへの軍駐留もその目的に沿う」と指摘する。
アフガン内戦中の90年代半ば、パキスタンが新興勢力タリバンを支援したのは、アフガンを安定化させてパイプラインを敷設したいとの狙いがあった。当初、米国がタリバンを支援していたのも、米石油企業ユノカルが受注を目指していたからでもある。
その後、内戦が泥沼化したのは、パイプライン敷設をめぐり周辺国の利害が対立、ロシアやイランが反タリバン連合(北部同盟)を支援したという側面もある。
今回の計画には世界銀行やアジア開発銀行も既に支援方針を打ち出している。天然ガスに加え、アゼルバイジャンのバクーからアフガンを抜けてグワダル港に至る石油パイプラインの敷設計画も浮上しており、背後には中央アジア・カスピ海資源をにらんで主導権を握りたい米国の強い意向が働いているとみられる。
またパキスタンは最近、中国との間で、将来の石油積出港に想定されるグワダル港の開発計画で合意した。中国は、この地域からのエネルギー資源の確保に動き始めたとみられる。一方、今回の計画にはロシアの石油企業も参画する意向を示している。(毎日新聞)
●コメント
・「国など大国の資源戦略とも連動」
・「パキスタンからインドに延長する案」
・『米国が昨年の同時多発テロ後、アフガンで゛対テロ戦争゛を始めたのはテロリスト掃討だけが目的ではない。この地域の情勢を安定化させ、自国の利害にかなう資源戦略を実行したいとの狙いもある。アフガンや中央アジアへの軍駐留もその目的に沿う』(パキスタン軍情報機関(ISI)のハミド・グル元長官)
・当初、米国がタリバンを支援していたのも、米石油企業ユノカルが受注を目指していた
・背後には中央アジア・カスピ海資源をにらんで主導権を握りたい米国の強い意向が働いている
これでハッキリしましたね。
「不朽の自由」が何を意味するのか。
米国が印パ戦争の調停(?)に乗り出したのも、すべてはこの「不朽の自由」を実現するためなのでしょうか。
この遠大な計画のどこに、人命や人道への配慮があるというのか・・・
【イスラマバード春日孝之】中央アジアのトルクメニスタンからアフガニスタンを経由し、パキスタンに至る天然ガスの大規模パイプライン敷設計画が大きく動き出すことになった。関係3カ国が30日、イスラマバードで建設に向けた覚書に調印した。計画は、今後のアフガン和平プロセスと密接にからむ上、米国など大国の資源戦略とも連動し、この地域の将来に重要な位置を占める。
パイプラインのルートは、トルクメニスタン南部のダウラタバードからアフガン南西部を抜け、パキスタン南部グワダル港に至る全長約1400キロ。総工費は推定25億ドル(3090億円)。パキスタンからインドに延長する案も出ている。
アフガン暫定行政機構のカルザイ議長(首相)とトルクメニスタンのニヤゾフ大統領は29日、調印式に臨むためパキスタン入りした。
計画が動き出せば、関係国への経済効果は計り知れない。輸出国トルクメニスタンはもとより、アフガン、パキスタンも年間それぞれ5億ドルの使用料収入が見込める。
パイプラインの建設・稼動はアフガン和平を前提にしている。アフガン情勢に詳しいパキスタン軍情報機関(ISI)のハミド・グル元長官は「米国が昨年の同時多発テロ後、アフガンで゛対テロ戦争゛を始めたのはテロリスト掃討だけが目的ではない。この地域の情勢を安定化させ、自国の利害にかなう資源戦略を実行したいとの狙いもある。アフガンや中央アジアへの軍駐留もその目的に沿う」と指摘する。
アフガン内戦中の90年代半ば、パキスタンが新興勢力タリバンを支援したのは、アフガンを安定化させてパイプラインを敷設したいとの狙いがあった。当初、米国がタリバンを支援していたのも、米石油企業ユノカルが受注を目指していたからでもある。
その後、内戦が泥沼化したのは、パイプライン敷設をめぐり周辺国の利害が対立、ロシアやイランが反タリバン連合(北部同盟)を支援したという側面もある。
今回の計画には世界銀行やアジア開発銀行も既に支援方針を打ち出している。天然ガスに加え、アゼルバイジャンのバクーからアフガンを抜けてグワダル港に至る石油パイプラインの敷設計画も浮上しており、背後には中央アジア・カスピ海資源をにらんで主導権を握りたい米国の強い意向が働いているとみられる。
またパキスタンは最近、中国との間で、将来の石油積出港に想定されるグワダル港の開発計画で合意した。中国は、この地域からのエネルギー資源の確保に動き始めたとみられる。一方、今回の計画にはロシアの石油企業も参画する意向を示している。(毎日新聞)
●コメント
・「国など大国の資源戦略とも連動」
・「パキスタンからインドに延長する案」
・『米国が昨年の同時多発テロ後、アフガンで゛対テロ戦争゛を始めたのはテロリスト掃討だけが目的ではない。この地域の情勢を安定化させ、自国の利害にかなう資源戦略を実行したいとの狙いもある。アフガンや中央アジアへの軍駐留もその目的に沿う』(パキスタン軍情報機関(ISI)のハミド・グル元長官)
・当初、米国がタリバンを支援していたのも、米石油企業ユノカルが受注を目指していた
・背後には中央アジア・カスピ海資源をにらんで主導権を握りたい米国の強い意向が働いている
これでハッキリしましたね。
「不朽の自由」が何を意味するのか。
米国が印パ戦争の調停(?)に乗り出したのも、すべてはこの「不朽の自由」を実現するためなのでしょうか。
この遠大な計画のどこに、人命や人道への配慮があるというのか・・・
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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