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パレスチナの悲鳴 (下)

投稿者: arisugawahiro_0 投稿日時: 2002/04/30 10:45 投稿番号: [141177 / 177456]
  戦火の自治区から    東京新聞4月30日

無医村にまで銃口   NGO巡回が命綱
■『村を出れば撃たれる』

  「村民が村外の病院に行こうとしたら、ユダヤ人入植地を通らなければならない。だが、そこを通ろうとすれば撃たれたり、逮捕される。だから、こちらが行く必要がある」

  一面の丘陵にオリーブ畑が広がるのどかなディールイスティア村。パレスチナ自治区内の人口約五千の農村だ。ここへ巡回診療に来たNGO「人権のための医師団」のスタッフ、サラッハさんは村の事情をそう説明してくれた。

  村民は、イスラエル軍による移動規制で村から外へ出られない日が続く。出ようとしても入植地を通らねばならない。無医村で薬局もなく、疾患が悪化する村人が増えている。

  「人権のための医師団」はイスラエル側のユダヤ人とパレスチナ人が共同で組織した団体だ。パレスチナ側のNGOと協力して自治区内などの村を巡回診療する活動を続ける。ユダヤ人医師たちが、ユダヤ教の「安息日」にあたる毎週土曜日に、各地の村を回っている。この日は医師十人、看護婦三人、カウンセラー一人が参加、車数台に分乗して自治区入りした。「日本国際ボランティアセンター(JVC)」のスタッフ三人も参加した。

  臨時診療所となった建物は、村中から集まった村民らでごった返していた。小児科、心臓外科、耳鼻科などの専門医が五部屋に設けられた診察室に分かれ診療に当たる。JVCスタッフで看護師の吉野都さん(28)は「お腹(なか)の具合が悪いという男性が来たので診たらストレスからくる便秘でした」。とにかく診てほしいという軽症者もいるが、ストレスの原因は長引く武力衝突の影響だろう。

  三時間の診療で約五百人が診察を受け、心臓疾患や高血圧など重症者十六人が、イスラエル側の病院に行けるよう手配された。JVCスタッフの佐藤真紀さん(40)は「緊張が続き、パレスチナ社会はめちゃくちゃな状態で、今後はメンタル面のフォローが重要になってくる」と話す。


■閉ざされた未来続く「殉教」の悲劇

  この移動診療所に車いすの青年がやって来た。モハンマドさん(20)だ。「一年前、インティファーダ(民衆蜂起)に参加してイスラエル兵に背中を撃たれた。両足がまひしてそれから車いす生活さ」という。


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