nuketusetus さんへ(1)
投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2002/04/21 03:21 投稿番号: [140706 / 177456]
>ここ半世紀に渡る具体的事実に基づけば、その前300年に渡り
>厳しく抑圧されてきた中南米の人々は、中東の人々ほど激しく西欧文明に
>対する敵意を顕わにしていない。
イスラム圏の人が、中南米の人々と比較して、欧米とりわけアメリカに対する憎悪が強いように思われるのは、宗教や民族性といった事情によるものではなく、やはりパレスチナ問題という特殊事情があるからだと考えるべきではないでしょうか?
パレスチナ問題と絡んで1991年の湾岸戦争とその後の中東政策、さらに 9.11 テロ事件後のアフガン攻撃、最近のイスラエルのパレスチナ人に対する圧政とそれを抑止しないアメリカ…という具合に、アメリカに対するイスラム圏の人たちの憎悪は膨らむ一方ですね。
それから、中南米の人たちのアメリカに対する憎悪が、イスラム圏の人たちのそれほどは強くなかったとしても、あんまり過小評価すべきではないかもしれないということを私は言っておきたかったのですが。
最近もベネズエラのクーデターにアメリカが関与していたと言われているようですし、
過去には、チリのアジェンデ政権、パナマのノリエガ将軍等々、中南米地域を自分の家の裏庭と思ってあれこれ政治的に軍事的に干渉しているようですけれど、そんなことが続くとこの地域の反米感情だって驚くほど激しいものになる可能性はあると思います。
>軍事的に劣勢であれば必ず柔軟な姿勢を取るというのであれば、
>パレスチナの人々はどう説明できますか?
軍事的に圧倒的有利を確保することが出来ず、軍事ばかりに頼ると危ない状況なら、イスラエルは要求をもっと控えめにしたりして柔軟路線をとった可能性はかなり高いと思います。
パレスチナ人が軍事において、圧倒的に不利な状況でも戦う意志を捨てないのは、彼らにはもうそれ以上何も残されてないからです。彼らは自分たちの住んでいた土地や生活を根こそぎ奪われようとしているのですから、必死になるのは至極当然だと思われます。
反対に、もしイスラエルの人たちが軍事的優位を保証されなくなったら、マサダの戦いよろしく壮絶な戦いをするユダヤ人たちもいるでしょうが、大部分は外国へ逃亡するとみます。彼らの心の片隅に「この戦いに正義がない」という思いは必ず潜んでいると思われますので、劣勢になったら、士気はぼろぼろになり、崩壊するのは早いとみます。
これは メッセージ 140614 (nuketusetus さん)への返信です.
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