Re: こんな捉え方なら
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2001/12/17 00:37 投稿番号: [125914 / 177456]
>想像でしかありませんが、もしこれが日本で起きた凶悪犯罪だとして、その犯人の
>「犯行について談笑しているビデオ」が見つかったとします。それを、政府が
>マスコミ向けに、薄笑いを浮かべながら公開したとしたら・・・そんなふうに
>考えたら、それは、公開した人間の自己満足でしかないし、「愛する者を守るため」
>とは言えない行為だと思いました。
日本の凶悪犯なら、さすがに政府が直々に証拠を公開することはないでしょうが、
ワイドショーや週刊誌はこぞって犯人のプライベートに踏み込むような特集や記事を
競って掲載しますね。そして読者はその情報を心待ちにしている。
犯人のプライベートが犯行にどう影響したか、裁判官が量刑を考える上で知りたがることは
あるかもしれません。
しかしほとんどの視聴者は興味本位で騒ぎ立てているだけですし、報道する方も見る方も
それこそ薄ら笑いを浮かべながら犯罪者の人権蹂躙を楽しむものです。
今回のテロ事件でもビンラディンの映像を求め多くの記者たちが走り回ったことでしょう。
あいにくビンラディンは自らを秘密のベールに閉ざすことが好きだったようですから
これまで日本の、いや世界中のパパラッチ達の餌食にならずに済みましたが、
今回のビデオはそんな中で出てきた特ダネ中の特ダネなわけです。
このビデオ、アメリカ軍ではなくどこかの報道機関が入手していたのだとしたら、
どう報道されたと思いますか?「ビンラディン容疑者も人権は守られねばならない」と
かたくなに公開を拒む報道機関がどれほどあるでしょう?そして視聴者は納得できる?
また謹厳実直に報道できるアンカーマンが何人いるでしょう?
そして視聴者は謹厳実直にそのニュースを見ることができるのでしょうか?
被害者の方、遺族の方がどう思うかは私には想像も出来ませんが、結局のところ
我々の「知る権利」とやらはそういった悲痛な感情より大切なもののようですね。
問題は薄ら笑いを浮かべるアメリカ政府(当局者)ではなく、知らずにはいられない
我々自身にあるのではないでしょうか。
私も知らずにはいられない一人ですから、人のことは言えません。
これは メッセージ 125906 (katakorichan さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/bpjfa4lla5fa5m_1/125914.html