新首相クレイ氏
投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2003/09/09 12:53 投稿番号: [6393 / 20008]
>アハメド・クレイさんってどんな人?
>パレスチナ自治政府評議会議長。
>帰還組。オスロ合意のパレスチナ側代表。
>PLO官僚で、西岸、ガザに草の根基盤を持ってはいない。
>財務組も歴任。
>1937年、エルサレム近郊のアブディス生まれ。別名アブ・アラ。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/1932797.stm
Profile: Ahmed Qurei によると
PLOのレバノン時代には、PLOの企業部門を担当し、
大変な成功をおさめたと言うことです。
経済に明るく、a moderate and a pragmatistとされています。
>マハムード・アッバスに比べるとどうなんでしょうね。
>アラファトのお気に入り?
アッバスの首相就任が決まったときの報道は下を参照してください。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=1143582&tid=a5a4a59a5ia5a8a5ka1bfa5qa5la59a5aa5j objbf&sid=1143582&mid=4820
これを見ると、クレイ氏とアッバス氏との共通点は
1 PLO主流派として、アラファトに忠誠を誓ってきた。
2 イスラエル側やアメリカからも、その人柄は認められている。
3 独自の権力基盤はない。
4 武装蜂起戦術には批判的?
2を裏付ける話ですが、今回の紛争が始まった2000年秋以降に
当時のペレス外務大臣やイスラエルの国会議長、
または米国議員団やパウエル国務長官等と複数回にわたって
状況打開のために会談するなどしています。
2003年2月にはシャロンとも会談していたそうです。
4については、「シオンとの掛け橋」に下のような記事が
>2002年2月17日(日)
>*パレスチナTVに出演したパレスチナ議会のクレイ議長は、
>武装蜂起戦略により、イスラエル国内の平和運動勢力が衰退している事に懸念を表明。
>平和的な運動に切り替えるべきだと語った。(エルサレムポスト)
こうやって見ると、クレイ氏は決して悪い人選ではないのですが、
問題点は「結局アッバスと同じ道を辿るのでは?」ということ。
つまり、独自の権力基盤を持たないことがネックです。
ロードマップ進行に絶対必要な、テロ組織解体/鎮圧をやるためには
治安機関をほぼ独占するアラファトからの権限委譲が必要不可欠ですが、
アッバスを振ったアラファトが、クレイ氏に簡単に治安機関を譲るとは思えない。
(むしろクレイよりアッバスのほうが永年の忠誠を誓っていたのに、権限委譲して貰えなかった)
そうなったらまたまた、首相VSアラファトの権力闘争が始まるわけですが、
アッバス同様に独自の権力基盤を持っていないクレイが、勝てるわけない。
そこで、アッバスがやったように
「私の権力基盤を強めるために、何か譲歩してくれ」とイスラエルに泣きつき、
イスラエルはしぶしぶ答えるけど、
結局はテロ防止をしないクレイにあいそをつかし、
独自の対ハマス攻撃を始めるのではないか……。
つまり、この半年間の状況がループしそうですね。
アラファト追放/殺害/病死といった事態にならない限り、
突破口はないのでは、と思います。
私自身は、イスラエルがアラファトを追放したり殺害することには反対です。
それはパレスチナ人自身がやることだと思うからです。
>パレスチナ自治政府評議会議長。
>帰還組。オスロ合意のパレスチナ側代表。
>PLO官僚で、西岸、ガザに草の根基盤を持ってはいない。
>財務組も歴任。
>1937年、エルサレム近郊のアブディス生まれ。別名アブ・アラ。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/1932797.stm
Profile: Ahmed Qurei によると
PLOのレバノン時代には、PLOの企業部門を担当し、
大変な成功をおさめたと言うことです。
経済に明るく、a moderate and a pragmatistとされています。
>マハムード・アッバスに比べるとどうなんでしょうね。
>アラファトのお気に入り?
アッバスの首相就任が決まったときの報道は下を参照してください。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=1143582&tid=a5a4a59a5ia5a8a5ka1bfa5qa5la59a5aa5j objbf&sid=1143582&mid=4820
これを見ると、クレイ氏とアッバス氏との共通点は
1 PLO主流派として、アラファトに忠誠を誓ってきた。
2 イスラエル側やアメリカからも、その人柄は認められている。
3 独自の権力基盤はない。
4 武装蜂起戦術には批判的?
2を裏付ける話ですが、今回の紛争が始まった2000年秋以降に
当時のペレス外務大臣やイスラエルの国会議長、
または米国議員団やパウエル国務長官等と複数回にわたって
状況打開のために会談するなどしています。
2003年2月にはシャロンとも会談していたそうです。
4については、「シオンとの掛け橋」に下のような記事が
>2002年2月17日(日)
>*パレスチナTVに出演したパレスチナ議会のクレイ議長は、
>武装蜂起戦略により、イスラエル国内の平和運動勢力が衰退している事に懸念を表明。
>平和的な運動に切り替えるべきだと語った。(エルサレムポスト)
こうやって見ると、クレイ氏は決して悪い人選ではないのですが、
問題点は「結局アッバスと同じ道を辿るのでは?」ということ。
つまり、独自の権力基盤を持たないことがネックです。
ロードマップ進行に絶対必要な、テロ組織解体/鎮圧をやるためには
治安機関をほぼ独占するアラファトからの権限委譲が必要不可欠ですが、
アッバスを振ったアラファトが、クレイ氏に簡単に治安機関を譲るとは思えない。
(むしろクレイよりアッバスのほうが永年の忠誠を誓っていたのに、権限委譲して貰えなかった)
そうなったらまたまた、首相VSアラファトの権力闘争が始まるわけですが、
アッバス同様に独自の権力基盤を持っていないクレイが、勝てるわけない。
そこで、アッバスがやったように
「私の権力基盤を強めるために、何か譲歩してくれ」とイスラエルに泣きつき、
イスラエルはしぶしぶ答えるけど、
結局はテロ防止をしないクレイにあいそをつかし、
独自の対ハマス攻撃を始めるのではないか……。
つまり、この半年間の状況がループしそうですね。
アラファト追放/殺害/病死といった事態にならない限り、
突破口はないのでは、と思います。
私自身は、イスラエルがアラファトを追放したり殺害することには反対です。
それはパレスチナ人自身がやることだと思うからです。
これは メッセージ 6391 (kazetokomorebi さん)への返信です.
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