「エベンシュティア」について
投稿者: sascom007 投稿日時: 2003/05/16 15:08 投稿番号: [5295 / 20008]
神殿の丘の「岩のドーム」の中にある「エベンシュティア(世界の臍)」は、ユダヤ人にとっては、ある意味では「嘆きの壁」よりはるかに重要な聖所です。
「旧約聖書」に、“アブラハムが息子のイサクを、エホヴァ神の生け贄として捧げようとする話”が出てきますが、その時の祭壇になったのが、この「エベンシュティア」だともいわれています。結局、エホヴァ神は、イサクを生け贄に捧げる代わりに、子羊を生け贄とすることでよしとし、その後はそういう形式で燔祭の儀式が執り行われるようになったとされています。
つまり「ユダヤ教」の起源に溯る話なのです。
また、そもそもエルサレムという街は、「エベンシュティア」を中心に形成されたともいわれており、そういう意味ではまさに“臍”という名にふさわしい磐座といえるでしょう。
もちろん「エベンシュティア」が、ムスリムの聖所であるということも十分理解できます。
最も有名な話では、アラーの使徒モハメットはメッカで亡くなりましたが、その時わざわざ空を飛んでエルサレムまでやって来て、「エベンシュティア」から昇天したという話が伝えられています。
さらにキリスト教徒にとっても「エベンシュティア」は聖所です。というのも天使ガブリエルの手形が刻印されていると信じられているからです。私も確認のために「エベンシュティア」を訪れたことがありましたが、天使の手形とされるところは、一見岩の窪みのように見えました。
それやこれやを総合して考えるなら、「エベンシュティア」は、現在のようにムスリムが独占すべきものではなく、もちろんユダヤ教徒やキリスト教徒が独占すべきものでもなく、誰でも訪れることができ、礼拝できるようにするのが一番いいでしょうね。
これは メッセージ 5286 (adventureoftheultraworld さん)への返信です.
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