イスラエル/パレスチナ和平

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アイデンティティ

投稿者: r911911911 投稿日時: 2003/05/15 18:17 投稿番号: [5256 / 20008]
>でも、民族というのは、血統を重視した自明の存在ではなく
共同体としての歴史的体験から創られるアイデンティティでしょ?
だから、客観的にはどう見えても、本人たちがそう思い込んでいれば、
それはそれでOKなんです。   他人がとやかくは言えません。

仰る通りです。
民族を「P」とするのは不快感を与えるだけですね。
失礼しました。



ただ「アイデンティティ」のほうは大いに問題があると思います。僕にはその生き様が、

永遠の闘争と死を選ぶ者たち。何一つ欠けることのない誇りある理想に生きる者たち。現実世界には存在しないが彼ら自身が信じる通り死後においてのみ手に入れることができるのかもしれない末世を超えた栄光を求める者たち。すなわち現実社会における妥協のできない生き方。

問題、というのは、他者がどう受け取っているかという部分です。少なくともこのように感じている(感じさせられている、五十年も感じさせられ続けてきている)イスラエル人のほうが圧倒的に多いはずです。このことはadventureoftheultraworldさんもよくご存知なのだと思います。


年表のところで引用したユダヤ人教授の
>妥協に基づく国家実現よりも、闘争を続けて遠い将来に望むもの全てを手に入れたいと彼らは考える。
と同じような意味です。彼の母国語の中で「全て」という部分がどの程度「大文字」なのかも想像してあげたいところです。


人権と言うときに「言論の自由」「思想の自由」があって、「アイデンティティ」を否定することが許されない風潮があります。その際、このような生き方に付き合わされる民族のリスクには、国際社会はあまり思いが至っていない。

僕自身は、イスラエル人が直面させられ続けてきていてなおも「目の前にある危機」であるリスクのほうにこそ「人間的叫び」を認めたい−これも、多くの場合国際社会が思い至らない「不誠実さ」です。

人権などに勝る法律として「殺すな」のほうが第一義なのだとする「コンセンサス」がきちんと確立されれば、紛争を「終わらせない」根っこの部分は、排除できるのではないかと思うのですが。

限定済み戦法、読んでもらいました?ああいう認識でパレスチナ人たちが繰り返してきていることを見れば「全てを勝ち取るまで永遠に闘争と死を」という生き方に付き合わされるリスクが「人権派」や「とにかく平和派」や「武器を棄てろ派」にも分って貰えると思います。

欲しがってるものを安易に与えればいいというものでもない。どうせ彼らは「もっと、もっと」と言うに決まっている、とも思っています。

テロ対策のコストやリスクを考えれば「さっさと独立させて内輪もめは勝手にやらせればいい」し「そうすればもう、もっと、のお話しはきっぱり終わり」に出来ます。

>チョムスキーは
>じゃあテロリストをどう抑え込むのか?   フセインをどうやって武装解除するのか?
といった建設的な提言は苦手みたいです。

まさに同感です。
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