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奴隷とキリスト教

投稿者: saizizi 投稿日時: 2001/10/29 00:39 投稿番号: [2086 / 20008]
旧約聖書にノアの方舟の話というのがあります。
一度ノアとその家族を除いた人類は洪水のため滅亡してノアとその子供達から今の人類が派生したという事になっています。
ノアにはセム・ヤファト・ハムという3人の息子が居ました。
このうちハムとカナン(ハムの息子)に関し下記の文章があります。

旧約聖書   創世記   第9章
「カナンは呪われよ奴隷の奴隷となり、兄たちに仕えよ。」,
また言った。「セムの神、主をたたえよ。カナンはセムの奴隷となれ。 神がヤフェトの土地を広げセム(ヤフェト)の天幕に住まわせカナンはその奴隷となれ。」

その後、ノアの息子達はそれぞれ新天地へと向かうのですが、ハムの子孫はアフリカ方面に、セムの子孫は中近東に、ヤフェトの子孫は欧州近辺へ定住したと記述されています。

聖書の中で奴隷として仕えるように定められているハムとカナンの子孫達はアフリカに住んでいることになっていますから、当時のキリスト教世界ではセムの子孫であるアフリカ人を奴隷として扱うのは当然とされていました。
むしろ奴隷制に反対する事はハムとカナンの子孫(アフリカ人)を奴隷として使用している事を批判する事であり神の御旨に反しているとされることもあったそうです。
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