>賢明な読者をひるませること
投稿者: T_Ohtaguro 投稿日時: 2005/05/21 12:55 投稿番号: [9696 / 17759]
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「家屋が火災を起こしたら。何をさしおいてもその左方のある家屋の右壁と、
右方にある家屋の左壁との防火に努めねばならない。この場合に左方の家屋の
右壁は右側にあって(我々の想定では、この家屋は火災を起こした家屋の左方
にある)、左壁よりも火災に接近しているから、たとえ左壁が防護されていて
も、肝心の右壁が防護されなければ、左壁に火がつく前に右壁が焼け落ちるか
もしれない。またこの家屋の左壁が防護されていない場合でも、この壁が焼け
落ちる前に右壁の方がまず焼け落ちるおそれがある。それだからこの家屋につ
いて言えば、左壁を放置して、まず右壁を防護せねばならないのである。
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へ?
上記の文を見てひるむような読者は賢明ではありえないと思うが…。
また、クラウゼヴィッツも賢明ではないな♪
>火災を起こした家屋の右方にある家屋はその左壁を、
また左方にある家屋はその右壁を防護せねばならない
私ならこう書く、
火災を起こした家屋に隣接する家屋は、その隣接する側の壁を防護せねばならない、と。
原文(↓)から、
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この場合に左方の家屋の右壁は右側にあって
(我々の想定では、この家屋は火災を起こした家屋の左方にある)、
左壁よりも火災に接近しているから、
たとえ左壁が防護されていても、肝心の右壁が防護されなければ、
左壁に火がつく前に右壁が焼け落ちるかもしれない。
またこの家屋の左壁が防護されていない場合でも、
この壁が焼け落ちる前に右壁の方がまず焼け落ちるおそれがある。
それだからこの家屋について言えば、左壁を放置して、
まず右壁を防護せねばならないのである。
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要因は、『防護すべき壁は他方の壁よりも火災に接近している側』という事。
つまり、右や左は関係ない。近いか遠いかである。
よって、『左』『右』という表現を『隣接』に置き換えれば良いのである。
賢明であれば、原文からも理解できるし、
原文を理解できるからこそ、
クラウゼヴィッツの要約した内容に対しても指摘できる。
これは メッセージ 9690 (light_cavalryman さん)への返信です.
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