“平和ボケ”のお部屋

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“パッション”を観た…

投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2004/06/28 03:44 投稿番号: [6940 / 17759]
土曜日、新宿郄島屋の12階、テアトルタイムズスクエアで、話題の映画『パッション』を観た。

この映画館を利用したのは今回が初めてだった。有楽町マリオンなどにあるメジャーな映画館と比較すると規模は少し小さいけれど、画面は観易いし、設備も悪くないと思った。


むごたらしい刑罰により血みどろのイエスを前に、ピラトは尋ねた。
「お前はどこから来たのか?」
しかし、イエスは答えようとされなかった。
「私に答えないのか? お前を釈放する権限も、十字架につける権限も、この私にあるのを知らないのか」
イエスは答えられた。
「神から与えられていなければ、私に対してなんの権限もないはずだ。私をあなたに引き渡したものの罪はもっと重い」(ヨハネによる福音書 19−9〜12 参照)

ピラトは、ユダヤ人たちから、とんでもないものの裁きを任せられたことから逃れたかった。頭の良いピラトは、このようなものに関わることが自分にとって災いになるだろう事に感付いていた。しかし、懸命の努力にもかかわらず、この定めを回避することはできなかった。

イエスが「私をあなたに引き渡したものの罪はもっと重い」と言われたとき、祭司たちをはじめとする、ほかならぬユダヤ人たちの罪が実に重いということを意味している。

ところでイエスを引き渡したユダヤ人たちの罪より軽いものとはなんなのであろうか? それは、ユダヤ総督ピラトの罪である。福音書全体を通じていえることだが、権力者や金持ちに対して、イエスは冷淡だ。ピラトは権力者の定めから逃れることは決してできない。「お前の罪は、ユダヤ人たちの罪に比べれば軽いのだよ」という言葉をイエスより賜ることによって、かろうじてピラトは自らの運命に納得し、その役目を遂行する決心がつく。役目とは、イエスを十字架にはりつけにすることを許可することだ。



いま、なぜこの映画が欧米でこんなにウケたのだろうか?

ある意味啓示的なのかもしれない。
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