パーペチュエイション Ⅳ
投稿者: klekkit 投稿日時: 2003/01/17 01:42 投稿番号: [115 / 17759]
4. 論題B:性交・婚姻における自己/他者、近親/族外者、の分節化のあり方が提起する問題
社会的制約(集団の相対的孤立:僻地の小集落、川船暮らし、等)、社会的動機(父方平行イトコ婚や本家分家婚における、家産の分散防止、等)は、前提条件となりうるのか。社会的自他の分節のさせ方と、分節化された者相互の交換・給付(プレスタシオン)の成り立ちにとって、近親性交・婚姻の禁忌がもつ意味は何か。
近親性交・婚姻の禁忌の動機をどう意味づけるか(幼時からの同居がもたらしうる負の効果、等)。その結果をどう解釈するか。遺伝子、財、情報の集団間交換の拡大という、レヴィ=ストロースの「社会」に視点を置いた功利的解釈はどこまで妥当か。「意識されない構造」の検証可能性の問題も、構造主義的解釈にとっては生まれる。感情(心理学)レベル、社会関係(社会学)レベルでの、自/他の分節のあり方を考える切り口として、近親性交・婚姻とその禁忌の意味を多面的に問い直したい。
これは メッセージ 114 (klekkit さん)への返信です.
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