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昭和天皇の人事管理

投稿者: latter_autumn 投稿日時: 2005/07/15 22:30 投稿番号: [11050 / 17759]
11031と11035へのまとめレス。

>昭和天皇が国務大臣を罷免した例があったのだろうか。ないんじゃないかな。

田中義一首相、東郷茂徳外相、小磯国昭首相らは、昭和天皇が辞任を要求したので、実質的に罷免されたも同然である。

>勅令を以て法律を変更するを得ずという条項もある。

「命令を以て法律を変更するを得ず」である。
1928年には、勅令によって治安維持法が変更された。

>2.26で事件を起こした少壮軍人を、天皇が逮捕せよと命じたのは、
>そのとき総理大臣が襲われて死亡したことになっていて、国の方針を
>決定する権限のある人物がいなかったからである。

軍人の人事と不祥事処理は、総理大臣ではなく陸軍大臣の所掌である。
川島陸相は襲撃されていなかった。
川島陸相が及び腰だったため、昭和天皇は叱咤した。

>このときに天皇が引っ込んでいたら、無責任である。そして彼らを逮捕
>せよという天皇の命令は、国の法治体制を維持する上からは、正しい
>命令であった。

関東軍の軍人が起こした張作霖爆殺事件や満州事変に対して、昭和天皇は軍紀違反を咎めなかった。

>彼らを逮捕して審判しなければ、殺人犯免罪の前例ができてしまう。

張作霖爆殺事件や満州事変の結果、
「軍人が軍紀に違反しても天皇が容認すれば処罰されない」、
「軍紀違反してでも手柄を立てれば誉められて出世もできる」、
という前例ができた。

>天皇は参拝し敬意を払うものだけど、国の大儀は政府や軍が行う実務
>だからご本尊の口出しは許さないってところでしょう。
>だから、逆鱗に触れれば「お天道様に顔向け出来ない」って宗教的な
>反応は示しますが、それにより政策が変更されることはついぞなかった。
>そこら辺の捻じれた関係について分かりやすい投稿がありますので、
>下記に引用します。

おーい・・・。引用記事をどう読めば、そーゆー解釈になるのかネ・・・。

1938年の張鼓峰事件では、朝鮮軍隷下の第19師団を使ってソ連軍に対し積極的な威力偵察(要するに攻撃作戦)を行いたい、という考えが、板垣征四郎陸相等陸軍の一部にあった。
一方、東條英機陸軍次官や多田駿参謀次長、宇垣一成外相や米内光政海相らは、対ソ全面戦争への発展を恐れて反対・静謐維持を主張していた。
昭和天皇は後者に賛成した。
板垣は昭和天皇に叱責され、板垣の進言した積極作戦は許可されなかった。
現地の師団長は早まって勝手に積極作戦を仕掛けたが、中央の「積極作戦不可」の方針は堅持され増援は送られず、19師団はソ連軍の反撃に遭って大損害を出した。

ちなみに板垣は、「蒋介石を対手とせず」方針に基づく傀儡政権育成に手腕を発揮すると期待されていたのでその後も暫く陸相を続けられたが、独ソ不可侵条約による三国同盟構想破綻を期にお払い箱にされた。
板垣が陸相を退くと、板垣系と目されていた連中も軍中央から排除された。
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