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中国第2軍団の脱出

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2011/08/27 15:35 投稿番号: [953 / 2250]
児島襄著   『日中戦争4』   218〜219p


第二軍団の脱出成功


《 軍団長徐源泉は、首都衛戍   (えいじゅ)   司令との連絡がとれぬままに

退却命令も知らずにいたが、深夜、敗兵が陣内にまいこんできて報告した.


「南京己   於本日午後   失陥、下関江辺   無船可渡」


軍団長徐源泉は、日本軍   (第十三師団)   が烏龍山にせまっているが、

なお、同山と幕府山、南京の間は無事であり、

遡江している日本海軍部隊も烏龍山付近の揚子江閉塞線でストップして

いる事情を考え、 「保存戦力」   のために退却を決意した。

周家沙、黄泥湯の渡船場から渡河をはじめ、

夜明けには、主力は対岸にわたることができた。



日本海軍の遡江部隊である砲艦七隻、駆逐艦三隻を基幹とする第十一戦隊

(近藤英次郎少将)   は、おりから烏龍山沖の閉塞線の除去作業をおこなっており、

中国軍第二軍団の脱出渡河は、その 〝鼻先き〟   を密行する形であった。》


注:   「南京己   於本日午後   失陥、下関江辺   無船可渡」   の翻訳

   南京己   (すで)   に、本日午後に失陥、下関の揚子江辺に   渡れる船なし。
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