入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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7月26日 広部大隊救出行動1

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/12/06 18:39 投稿番号: [658 / 2250]
寺平忠輔著 『日本の悲劇   盧溝橋事件』 読売新聞社刊
333〜334p

《 さればとて秦徳純、どうせこれ以上気の利いたやつを出しっこないでしょうから、
我々はもう広安門に出かけましょう。そして独力でやってしまうんだ。

幸い周参謀が一緒に来ているから、周君を間に立てて中国軍を説得したら、
その方がかえって手ッ取り早いですよ。

まあ百十一旅の副旅長と云う肩書だけが、何かの場合役に立つかもわからないから、
連れてくだけは連れてってみましょう」

総勢六人、二本の白旗を準備し、二台の自動車に分乗、進徳社を出発して、
広安門の戦場に乗り込む事になった。



酷熱百度 (華氏)、焼けつくような今日の暑さも、日没と共に吹ッとんでしまって、
夕刻ごろから烈風に変ってしまった。

吹きつける砂塵を横なぐりに受けて、軍使一行の車は走る。
鉄獅子胡同 (ティェシーズホートン) から北池子大街 (ペイチーズターチェー) へ、

そして中山公園の所からさらに、西長安街へ進路をとった一行は、
やがて西単 (シータン) 牌楼から左折して、宣武門の下に到着した。

電燈の光にすかして見ると、城門は完全に閉鎖され、
しかもそれに土嚢が一杯積み重ねられている。

周参謀が開扉を交渉する。
一同は土嚢で通路を狭められた宣武門を、徐行しながら通り抜けた。



京漢鉄道の踏切を越える。そして宣武門外大街を三、四百メートルも来たころ、
そこにまた二十九軍の兵が、道路一杯にウヨウヨしているのが眼にとまった。

これでは今晩中にとても広安門まで行かれはしない。再び周参謀が通過交渉に出た。
その時、広安門の方向に当って、ひときわ激しい銃声が起った。

手榴弾の爆声があたかも砲声か何ぞのように、ドカンドカン響いて来る。

−   これは後に、情況を綜合して見てわかった事であるが、この時、
早川自動車部隊が、あの激しい襲撃をうけていたのである。   −

風の唸(うな)り、砂のとぶ音、銃声、爆声、それらが交錯して、凄壮な戦場風景が
かもし出されて来る。かたわらに立つ中国兵の青竜刀がギラリと光った。



交渉が成功し、周参謀が自動車のドア一に手をかけた。
「周さん。我々、ここを通って行ってしまっただけじゃ何にもならん。

日本軍を重囲の中から引ッ張り出したら、それを誘導してもう一遍、
ここを通らなければならんのだが、こんなに大勢の中国兵が道を塞いでおったんでは、

きっと衝突を引き起してしまう。この部隊をどこかその辺の路次奥へでも、
引っ込ませてしまいたいんだ。

そして、お前達、決して日本軍に手出してはいけないぞという事を、
君の口からこの部隊の連長にいってくれ給え」

周参謀は一語一語に力をこめて、趣旨を連長に伝えた。
連長は二つ返事で承諾すると共に、いままでついていた警戒配備を撤し、

部隊をことごとく大通りの側方、胡同の奥へ引っ込めさせてしまった。
一行は自動車に乗って出発した。》


つづく
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