入って中国人に南京事件真相議論しましょう

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

7月26日 広部大隊救出工作1 軍の自重要請

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/12/03 18:42 投稿番号: [655 / 2250]
寺平忠輔著 『日本の悲劇   盧溝橋事件』 読売新聞社刊
329〜330p

《 その夜、天津海光寺の軍司令部では、急遽幕僚会議を開き、当面の緊急対策を協議した。
参謀たちの大勢の意見は   「軍は今日まで、馬鹿正直なまで不拡大主義に徹底し、

中国側との和平交渉を続けてきたが、中国側は我が方の意のある所を解せず、
昨夜は郎坊において、今日また広安門で依然不信行為を繰り返している。

これ以上の温情は最早無益で、軍は最後通牒の二十八日の正午を待つことなく、
広安門事件を切ッかけとして、明朝早々にでも、全面攻撃の火蓋を切って落したらどうか」

というのだった。ただ池田参謀のみが積極的には同調しなかった。



参謀長橋本少将は、現地の意向を確めるべく松井機関長を電話口に呼び出した。
「幕僚会議ではこの広安門事件をきっかけとして、二十八日の正午を待つことなく、

二十七日早朝からでもすぐ、全面攻撃を開始しようという意見が圧倒的だが、
あなた方現地の意見はいかがですか」

すると機関長は、すぐさま全面攻撃案に不賛成を主張し   「恐らく今井武官も
私と同様の意見を持っていると思います」   とその理由を述べた。



第一、広安門を中心とする地域で起った戦闘をこのまま放っておいたら、
   それこそのっぴきならぬ市街戦に移行してしまい、戦術的にも拙劣である。

   だから機関では今、全力を挙げてこのもみ消し運動に奔走している最中である。

第二、北京城内二千の居留民、これがまだ市内各所に散らばっていて、
   全然収容されていない。ひとたび広安門を中心として、

   日華両軍が本格的戦闘を惹起したら、中国兵は随所でこれら邦人に対し、
   掠奪、殺戮、それこそ残虐の限りをつくすだろう事は、

   火を見るよりも瞭 (あきら) かである。



さらに第三は、北京城の一角にすでに火がついてしまった今、これが拡大されたら、
   百五十万民衆を兵火にさらす結果となり、これは人道上の見地からいっても、

   絶対許さるべき事ではない。ことに古都、一千年の文化を破壊するという事になれば、
   世界の侮蔑を、軍が、いや日本が背負い込むことになってしまう。

   これは大国の襟度 (きんど) として大いに慎しまなけりゃならないと思う。

   事態がすでに今日のようにもつれてしまった以上、全面攻撃を断行するは、
   もう避け得られないかも知れない。ただ、広安門の事件に関する限り、

   これだけは、どうでも局地限りに解決する事が絶対肝要である。
   そして居留民の引き揚げ完了を見た上で、改めて全面的に発動する。

   しかもその戦場はこれを北京の城外に選び、決して城内に戦火を波及させない

   という着意を持つことが、日本軍として、また日本人として、
   大切な心構えじゃないかと考える。   −   というのだった。》


つづく
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)