入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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盧溝橋事件18 三度目の銃撃

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/07/13 18:30 投稿番号: [505 / 2250]
寺平忠輔著 『日本の悲劇   盧溝橋事件』 読売新聞社刊
106〜107p


《 夜中の三時すぎ、西五里店の部落から粛々として行動を起した一木大隊は、
八日、午前三時二十分、完全に一文字山の台地を占領した。

昨夜来、ずっと演習場にいた清水中隊は、弾はまだ一発も使っていなかったが、
今後の情況に備えて更に弾薬を補充しておかなければならなかった。

一文字山東側窪地でその分配を始めたころ、またまた西方、盧溝橋と覚しい方向から、
パン!   パン!   パーン!   と三発の銃声が聞えて来た。



「またやりやがったなー、畜生ッ! やつらいったい何発射ったら気がすむというんだ、
こちらが黙っていりゃあいい気になって、性こりもなく二度も三度もブッ放しやがる」

兵の視線が一斉に西の方に注がれた。
−   銃声!   今のは確かにウチの中隊長殿が狙われたに違いない

そう判断した野地少尉は、無我夢中、一文字山の稜線上に駆け上り、
眼鏡片手にジーッと盧溝橋の方を凝視した。

しかし、夜のとばりはまだ四、五十メートル前方までしか
透視を許してくれなかった。一方、大隊本部では

「オイ、今の三発の銃声はありや何だ?」
「あれだな、中国軍の不法射撃というやつは」

「確かにそうだ、また始めやがった。竜王廟の方向、間違いなし」
大隊長はこの時、悠然と時計を眺めた。午前三時二十五分である。



一度ならず二度までもこうした不法の挑戦、射撃、
これを黙殺することはまさしく中国軍になめられた形になる。

なめられるだけならそれに甘んじもしようが、
すでにこうまでも対敵意識が露骨になってきた以上、

今後彼は、どのような積極行動に出てこないとも限らない。
応戦するしないは別問題だ。

とにかく部隊の態勢だけでも応戦準備を完了しておかないと、
不覚を招いてからではもう遅い。

大隊長の戦術判断は神速だった。ただちに竜王廟の包囲態勢を整えるべく、
第八中隊長代理野地少尉を呼びにやった。



「少尉殿、大隊長殿がお呼びであります」 本部に命令受領者として行っていた、
谷辺曹長自らの連絡である。

野地少尉は、一木大隊長の前に立った。大隊長は声はずませて
「オオ野地!   大隊は今から竜王廟正面の敵を攻撃する目的をもって展開する。

第八中隊は機関銃一小隊を併せ指揮し、直ちに現在地を出発、
大瓦ヨウ部落の西側を通り、夜の明け切らないうちに竜王廟北側堤防に進出し、

戦闘が惹起しない距離にあって攻撃を準備せよ。
決して頭を出しちゃいかんぞ。すぐ出発」

「かしこまりました。すぐ出発しますッ」 野地少尉の顔にはサッと希望の色が輝いた。
−   こりゃあ大いに働きがいがあるぞ。

中隊には側背脅威という独立した戦闘任務が与えられた訳だ。
− 彼は各小隊長に指示して直ちに転進準備にとりかかった。》


つづく
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