入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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盧溝橋事件16 軍使一行 連隊本部にて3

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/07/11 14:15 投稿番号: [503 / 2250]
牟田口連隊長の寺平補佐官への頼み事

寺平忠輔著 『日本の悲劇   盧溝橋事件』 読売新聞社刊
103〜104p


《 五分 − 十分 − まだ二人は戻って来ない。まず私がイライラし始めて来た。
「エライ遅いですねえ。 何をぐずぐずしてるのかしら?」

「あの調子じゃまだまだ時間は手間取るだろうよ。
まったくあれが中国側代表なんだから心細いこと限りなしだね」

その時、森田中佐が準備万端整ったとみえて、ようやく応接室の方に姿を見せた。
それに続いて二人が戻って来た。

「どうも電話の具合が悪くて、一向連絡がとれないんです。
いまからもう一遍秦市長の家まで行って、

権限問題を確かめてきたいと思います。
三、四十分もあれば行って来られますから……」


我々はこれを聞いてあぜんとした。
いくら気が長いといったって、このさし迫まった情況に直面し、

そういつまでもぐずぐずしておられたんでは、
解決出来る事件も解決出来なくなってしまう。

権威ある代表者を出さないなら出さないで、
結局一切の責任は先方が負わなければならないだけだ。

皆はドヤドヤと応接室から営庭の方へ出かけ始めた。


「寺平君、ちょっと」 と牟田口連隊長が私を呼び止めた。

「これは君にお頼みして置くんですがねえ。 森田中佐に対しては、
私から事件の調停と問責の任務を与えてあるんです。

ところがご承知の通りあの人は、この前の上海事変の時、
爆弾三勇士で有名な、廟行鎮 (びょうこうちん) 突入部隊の指揮官なんです。

勇猛果敢という点では全国的に鳴らした人なんです。そこで今日もその調子で、
ジャンジャン攻撃命令でも下されようものなら、とんでもない結果になってしまう。

まあそんな事はないとは思うが、そういった場合には、
君がシッカリ手綱をひいてくれ給え」

「かしこまりました。その点十分含んでおきます」


つづく
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