入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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1月13日 中国の返答と日本の会議

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2009/12/27 16:11 投稿番号: [294 / 2250]
児島襄著 『日中戦争4』 266〜267p

国際情勢は、必ず反日親中国の味方をもたらす。

戦ってさえいれば、「日本亦終必帰於失敗也」 蒋介石は、かねての持論をくり返し、
適宜に (日本側に) 対応せよ、と、外交部長王寵恵に指示した。

   ―   唖然、あるいは呆然、

という表現があてはまる表情で、駐支ドイツ大使O・トラウトマンは、
外交部長王寵恵を注視した。

王外交部長は、前日、閣議で検討したうえで日本側への回答をつたえる、と述べ、
さっそく一夜あけたこの日、一月十三日、その回答を大使トラウトマンに提示した。

閣議がひらかれた様子もなかったので、大使がその点をたしかめると、
じつは回答は前夜にできていた、と、王部長は、涼しい顔で返答した。

大使トラウトマンは、そう述べたときの外交部長王寵恵の唇のゆがみに、
ふと不審感をさそわれたが、手渡された口上書を一読して仰天した。

口上書は、これまでの大使トラウトマンの日中間の〝伝書使〟的業績を回顧したあと、
日本側の 「改変された条件」 は範囲がひろすぎる、と指摘して、次のように結文していた。

「ゆえに、中国政府は、慎重な検討と明確な決定をおこなうために、
新たに提議された条件の性質と内容を確定されることを望む」

それだけである。


日本側の条件については、全体としても、各個にも、諾否も修正要求も示されていない。

大使トラウトマンは、さんざんに待ち、かつ、催促をかさねて得た回答が、
たったそれだけであったことに驚くとともに、不安を感じた。

「外相閣下、閣下は、日本側がこの回答をいいのがれとみなす懸念があるとは、
お考えになりませんか。

私には、この回答は、(日本側条件を) 理解する意思がない旨の表明と思えます」
大使トラウトマンは、既述したように、戦争がつづけば中国は敗北すると信じこんでいる。

いま日本と講和するのが、中国と国民政府が生きのびるためのまたとないチャンスであろう。

そのチャンスを逃がすのか   ―   との意をこめての大使トラウトマンの発言であったが、
外交部長王寵恵は、日本側条件の詳細を知るまではなにもいえない、というだけであった。


戦史叢書 『支那事変   陸軍作戦1』 473〜474p

一方、日本では、十三日の閣僚会合で 「いつまでも便々として中国側の回答を
待っておるわけにもいかないから、十五日中に中国側から確答がない場合には、

直ちに、国民政府との交渉に期待をかけず、事態処理の第二手段をとる旨の声明を
出すべきである。これは明十四日の閣議で決定する」 という話し合いが成立した。
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