1月11日 ラーベの日記
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2009/12/22 18:44 投稿番号: [289 / 2250]
一月十一日
イギリス大使館を訪ね、プリドー=ブリュン領事、フレーザー大佐、ローゼン、
アリソン、ヒュルター各氏と会う。
イギリス、ドイツ、アメリカの大使館で私の頼みを引き受けてくれた。
頼みというのは、日本兵の違法行為に関する日々の報告を我々から受け取って、
日本大使館あるいはそれぞれの国の政府に転送することだ。
こうしてもらえれば委員会はうんと助かる。もし、それぞれの大使館が今後も
日本軍に抗議し続けてくれれば、じき、状況は良くなるかもしれない。
今日の昼、日本軍に米の輸送を禁止された。
これは我々が自治委員会のために計画したものだ。
午後、私がまだ本部にいたとき、日本の警察がやってきて家捜しをした。
脱走兵が略奪した古着を探しているという。
その服は、数日前、その兵士からうけとって本部のフィッチの事務所にしまってあった。
たまたまフィッチの部屋だけに鍵がかかっていたため、怪しまれてしまった。
だが、警官がドアをこじ開ける前に、クレーガーが現れ、鍵を持ってこさせて、
はいよ、と服を渡した。
まったく日本の警察のやりかたはわけがわからない。
おだやかに入ってきても、我々はやはりあっさり渡しただろう。
なにも完全包囲することなどないのだ。中国人脱走兵が服を略奪したと聞いて、
それをネタに 「事件」 をでっちあげようとしたらしい。
今度こういう目にあったときのために、大使館と連絡をとっておかなければ。
これは メッセージ 288 (kireigotowadame さん)への返信です.
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