1月7日 川越大使の談話
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2009/12/15 18:33 投稿番号: [278 / 2250]
児島襄著 『日中戦争4』 261〜263p
近衛首相は、六日、四相会議(首相、陸、海、外相)を招集して、十二日までは待てぬ、
十日までにする、と定め、回答を催促する内閣書記官長談を発表した。
この声明をうけて、翌日、駐支大使川越茂が、上海で、談話を発表した。
「日本軍占領地域内の支那民衆は、
国民政府からはなれて新しい国家の出現を熱望している
―
。
新しい中支の政権は従来の南京政府の如き軍閥政権でもなく、
古い政治家の政権でもなく……財界人、実業家を中心とする
『経済的民衆的国家』 が出現するものと思われる。
新政権が出現するには、日本政府が南京政府を公式に否認することが必要だ。……
日本は腰をすえて、支那民衆を援助する。
再び国民党政権の復活はあり得ないことを、十分に認識させてやらねばならない」
蒋介石が和平を求めてこなければ、北支のほかに中支にも新政権を誕生させるぞ、
というよりも、もはや蒋政権に用はない、
はやく否認すべきだとの趣意がうかがわれる発言である。
戦史叢書 『支那事変
陸軍作戦1』 473p
このような情勢のうちに、現地にある川越大使もまた一月七日、
上海で新聞記者に対し
「中支新政権が出現するためには、日本改府が国民政府を公式に否認することが
必要だ」 という意見を発表した。
これは メッセージ 277 (kireigotowadame さん)への返信です.
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