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12月22日 独逸大使への和平条件案回答

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2009/11/11 18:35 投稿番号: [241 / 2250]
日本は、独逸大使への回答の和平条件案が、
21日にやっとまとまったので22日独逸大使に回答しました。


戦史叢書 『支那事変   陸軍作戦1』 466p

《新和平交渉条件の提示と中国側の反応   二十二日、広田外相は、ディルクセン
独大使と会談し、十二月七日同大使からなされた連絡に対する正式の回答を行った。

大使は 「これらの条件は、十一月二日のものをはるかに越えており、
私は中国政府による受諾は極めて難しいと思う」 と述べた。

外相は 「軍事情勢の変化と世論の圧力により、
これ以外に各方面の意見をまとめることができなかった」 と述べた。

また大使は 「余日の少ない年内に中国側の回答を期待するのは無理だから、
一月五、六日ころまで延期してはどうか」 と申し出たので、外相はこれを承諾した。》


同じ事を児島襄氏の 『日中戦争4』 257〜258p は 23 日の事として書いています。


《広田外相は、十二月二十三日、駐日ドイツ大使H・ディルクセンをまねき、
前文と四条件を列記した英文覚書をわたした。

「和ヲ乞フノ態度」 なる表現は、さすがに不適当とみなされたものか、
英文では 「インディケイト……ア・デザイア・ツー・メイク・ピース」

(媾和意思の表明) となっていた。

広田外相は、また、四条件の説明の形で細目九項を概括的に読みあげ、
大使ディルクセンに筆記させた。

大使ディルクセンが、条件加重を指摘して、「中国政府が受諾する可能性は
極度に少ないと思う」 旨を述べると、広田外相は、「戦況の変化」 と

「世論の圧力」 でこれ以外の条件は認められない、と応えた。

さらに外相は、交渉妥結までは日本側は作戦をつづける、
中国側の回答は年内に期待する、といった。

「それは無理でしょう。本使はベルリンに打電し、
ベルリンが漢口の駐支大使に電報して、また逆の経路をたどるほかに、

中国側の検討の時間も必要です。まず一月五、六日までは待たねばなりますまい」

「その程度なら……結構です」 広田外相は大使の勧告をうけいれ、
大使ディルクセンはベルリンに日本側条件を急電した。》
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