1938年7月6日 蒋介石の強気発言
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/06/03 16:05 投稿番号: [1686 / 2250]
児島襄著
『日中戦争4』
文春文庫
417〜418p
《 蒋介石は、強気の姿勢を維持していた。
七月六日といえば、ちょうど亜州司長高宗武が滞京二日目をむかえたとき
であったが、蒋介石は、漢口に国民参政会第一次大会を招集した。
大会には、毛沢東、呉玉章その他の中国共産党幹部もまねかれ、蒋介石は、
「告全国軍民」「告世界友邦人士」 「告日本国民」
の三声明を発表した。
「告日本国民」
では、とくに日中友好関係をきずつけた中国を侵略して
いるのは、軍閥である旨が、強調された。
日本出征軍隊には
「所謂
『大和魂』
及
『武士道』
精神、己掃地無存」
の
状態だが、これも軍閥の指導の結果、
このままでは
「両国仇怨」
は子々孫々までうけつがれる、
日中両国の
「公敵」
である軍閥を阻止せよ……。
蒋介石は、翌日、「抗戦建国記念日」
と名づけた支那事変一周年記念日を
むかえると、手記した。
「少年時代閲読中日甲午戦史与日俄戦史、其時間少則数月、
多亦不満一年……此次戦局巳途一年……科其不能持久也」
日本は、日清戦争、日露戦争ともに一年未満しか戦っていない。
事変はすでに一年たった。
長くは持久できないだろう − というのである。》
*
「日中友好関係をきずつけた中国を侵略しているのは、軍閥」
という妄言は蒋介石の責任転嫁。
日本は、何度も停戦や和平を持ちかけているのに、
それを踏みにじって戦争を続けているのが蒋介石。
蒋介石が戦争を止めれば、それで終わる。
「事変はすでに一年たった。長くは持久できないだろう」
要するに、蒋介石は、戦争を止める気などないわけだ。
それでいて、侵略されたなど、妄言を吐いている。
これは メッセージ 1671 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
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