1938年7月5日 高宗武横浜着
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/05/31 18:34 投稿番号: [1680 / 2250]
児島襄著
『日中戦争4』
文春文庫
408p
《 −
七月五日、
白い船体に黄色い三本煙突の客船が、横浜に入港した。
上海から大連まわりの
『エンプレス・オブ・ジャパン』
号である。
桟橋には憲兵、警官がならび、やがて下船した二人の乗客を
一般の出迎えの人々からさえぎるようにして、用意された乗用車にのせた。
車は東京にむかい、九段の陸軍
「借行社」
に到着したが、
中にはいった二人はまた出てきて、木挽町の旅館
『花蝶』 (経営者鈴木よね)
に投宿した。
二人は、満鉄嘱託伊藤芳男と国民政府外交部亜州司長高宗武であり、
警戒は、陸軍省軍務課長影佐禎昭大佐の手配によるものであった。
司長高宗武は、日中和平工作のために、ひそかに来日したのである。
もっとも、その資格は、外交部亜州司長の肩書は保持していたが、
すでに 〝私的〟 でしかなかった。》
これは メッセージ 1674 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
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