入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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12月10日のラーベの日記

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2009/08/23 16:13 投稿番号: [152 / 2250]
十二月十日

  不穏な夜だった。きのうの夜八時から明け方の四時ごろまで、
大砲、機関銃、小銃の音がやまなかった。

きのう (?今日の間違いだろう) の朝早く、
すんでのところで日本軍に占領されるところだったという話だ。

日本軍は光華門まで迫っていたのだ。中国側はほとんど無防備だったという。
交代するはずの部隊が現れなかったのに、中隊をいくつか残しただけで、

予定通り持ち場を離れてしまったのだ。この瞬間に日本軍が現れた。

あわやというところで交代部隊がたどりつき、
かろうじて敵軍を撃退することができたという。

今朝早くわかったのだが、日本軍は昨夜、
給水施設のあたりから揚子江まで迫ってきていたらしい。

遅くとも今夜、南京は日本軍の手に落ちるだろう、だれもがそう思っている。
・・・

それはそうと、日本政府と蒋介石はなんといってくるだろう。
一同、固唾をのんで待っている。

なにしろ、この町の運命と二十万の人の命がかかっているのだ。

安全区の道路は、避難する人たちでごったがえしている。
道路で寝ている人がまだ大ぜいいる。

それから   −   軍人もだ。龍上校、周上校の両人と最終的に次のような取り決めをした。

一、唐司令長官は、安全区の南西の境界線を全面的に承認する。

二、龍上校は、五台山の公営給食所がこれ以上兵隊たちに荒らされないよう、
   責任を持つ。

三、軍司令部の代表三名は、委員会の三人と共に安全区を視察し、
   見つけ次第兵士を追い出す。

   また、唐司令長官の代理として、この指示をその場で命令、
   実行させる権限をもつ。


下関で兵士たちが我々の米を燃やそうとしている、と韓が知らせにきた。
日本軍が身を隠せないようにしようというのだろう。

それを聞いた龍はやめさせると約束した。
私は軍事パスを受け取り、下関に通じる門を通れるようにしてもらった。


東部では、決戦の準備が始まったらしい。大型の大砲の音がする。同時に空襲も。

このままでは、安全区も爆撃されてしまう。ということは、血の海になるということだ。
道路は人であふれかえっているのだから。ああ、日本からの返事さえ、日本軍の承諾さえあれば!

欧州の記者たちが報道規制されているのが、残念無念だ!
中国軍のやつら、あいつらの首をしめあげてやりたい。

軍隊を立ち退かせるという約束はいったいどうなったんだ?
いまだに果たされてないじゃないか!


ああ、なんということだろう!
たった今、漢口のジョンソン・アメリカ大使から連絡があった。

大使は、蒋介石にあてた我々委員会の電報を転送しただけでなく、
個人的にも同意し、支持した旨伝えてきた。

だが、それとは別に極秘電報がきた。
そこに、外交部で口頭で伝えられたという正式決定が記されていたのだ。

それによると、三日間の停戦と中国軍の撤退に唐将軍が同意したというのは誤りだとのこと。
しかも蒋介石は 「そのような申し出には応じられない」 といったという。

しかし、われわれはぜったいに思い違いなどしていない。
いまここでそれをもう一度確認した。

龍と林は電報を打つときに居合わせたが、二人とも、
たしかに唐将軍は同意したと口をそろえている。

そう簡単にひきさがらないぞ!   われわれは蒋介石にもう一度電報を打った。
同時に私はドイツ大使トラウトマンにも電報を打って、支援を頼んだ。
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