入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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12月8日ラーベの日記と外国人の移動

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2009/08/16 16:35 投稿番号: [144 / 2250]
十二月八日

《二年ほど前、トラウトマン大使が北戴河で開かれたティーパーティーの席で
私にこういって挨拶したことがあった。「やあ、南京の市長が来たー」

そのころ私は党の地方支部長代理をしていたのだが、
いくらか気を悪くした。ところが、いま瓢箪から駒が出た。

といったからといって、
ヨーロッパ人が中国の町の市長になどなれないのはわかりきっている。

しかし、このところずっと行動をともにしてきた馬市長が昨日いなくなり、
われわれ
委員会が難民区の行政上の問題や業務をなにからなにまでやらざるをえなくなったいま、

私は事実上の 「市長代理」 のようなものになったわけだ。まったくなんてことだ!


何千人もの難民が四方八方から安全区へ詰めかけ、通りはかつての平和な時よりも
活気を帯びている。貧しい人たちが街をさまよう様子を見ていると泣けてくる。

まだ泊まるところが見つからない家族が、日が暮れていくなか、この寒空に、
家の陰や路上で横になっている。

われわれは全力を挙げて安全区を拡張しているが、
何度も何度も中国軍がくちばしをいれてくる。

いまだに引き揚げないだけではない。それを急いでいるようにもみえないのだ。
城壁の外はぐるりと焼きはらわれ、焼け出された人たちがつぎつぎと送られてくる。

われわれはさぞまぬけに思われていることだろう。
なぜなら、大々的に救援活動をしていながら、少しも実が挙がらないからだ。


外国人のなかにはこういうことをいう人もいる。中国人の抵抗はどうせただのポーズだ、
面子を失わないよう、形ばかり戦うだけだろう、と。だが私はそうは思わない。

南京防衛軍をひきいる唐が、無分別にも、
兵士はおろか一般市民も犠牲にするのではないかと不安でしかたがない。

両替屋を開くことにした。小銭が足りなくなる。
政府の役人に友人が二人いるので、助けてくれるだろう。

われわれはみなおたがい絶望しかけている。中国軍の司令部にはほとほと手を焼く。
せっかく掲げた安全区の旗をまたもやぜんぶ持っていかれてしまった。

安全区は縮小されることになったというのだ。
大砲や堡塁のために予備の場所がいるからだという。どうするんだ?

そうなったら、なにもかも水の泡になってしまうかもしれないじゃないか。
日本にかぎつけられたらおしまいだ。おかまいなしに爆撃するだろう。

そうなったら、安全区どころか場合によっては大変な危険区になってしまう。
明日の朝早く、境界をもう一度調べてみなければ。

こんな汚い手をつかわれるとは……。予想もしていなかった。
すでに十一月二十二日に、ここは国民政府から正式に認められているというのに。


一九三七年十二月八日夕方、中国の新聞のある報告より

一週間前、すなわち一九三七年十二月一日、市長の馬氏は、
南京安全区国際委員会に対して、安全区の管理全責任を負うようにと要求した。

   苦力(低賃金労働者)とトラック運転手若干名を除き、委員およびその関係者は、
   任務を自発的にかつ無償で果たしている。》



石田勇治   編集・翻訳『資料ドイツ外交官の見た南京事件』5p

《一九三七年一二月八日、ヨーロッパ人は南京を離れてジャーディン社の
ハルク   〔Hulk老朽船のこと〕   へ向かった。

南京城内に残ったヨーロッパ人は総勢わずか二二人》
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