1月23日 ラーベの日記
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/01/28 14:13 投稿番号: [1417 / 2250]
一月二十三日
《 予定通り今朝六時にクレーガーは上海へ向かった。
シンバーグがまた南京にやってきて、卵六個と生きたあひる二十羽をもってきてくれた。
勤務中なのでやむをえず袋に入れっぱなしにしておいたところ、三羽も死んでしまった。
コックは
「大丈夫、食べられますよ!」
と言っているが。
八人も警官を引き連れて、高玉が事務所に訪ねてきた。いやに興奮している。
二、三日前にアメリカンスクールからピアノが一台盗まれ、
アメリカ大使館はワシントンに打電した。さっそく東京から
「ただちにピアノを元へ戻すように」
との指令がきたのだという。
ピアノがどこにあるのかわからないのだが、心当たりはないか、というのだ。
どうせとっくに薪にされてしまったのだろう。私はそのままお引き取り願った。
そんなことまでいちいちいってくるな!
十六時三十分
平倉巷での礼拝。ミルズの説教は素晴らしかった。
幾度となく彼はドイツと総統、及び総統の平和への努力について語った。
十八時
ローゼンを訪ねた。きょうは城門の外まで足を伸ばしたそうだ。
ゴルフ場がすっかり焼き払われていたという。
十九時
フィッチの五十五歳の誕生日。みなで食事をした。
私のプレゼントはあひる二羽。生きちゃいるが骨と皮ばかりだ。
かわいそうに、もう長いこと干乾しになっているのだ。》
*
〉高玉が・・・「ピアノがどこにあるのかわからないのだが、
心当たりはないか」・・・そんなことまでいちいちいってくるな!〈
ピアノを盗んだのが日本兵ではないから、在り場所が判らないのだろう。
*
「幾度となく彼はドイツと総統、及び総統の平和への努力について語った。」
ドイツ人は無邪気にヒットラーを平和の使者とあがめている。
ヒットラーがどれだけ残虐な人間かも知らず。
返す刀で、日本軍を残虐無比と罵っている。
彼らは人を見る目がなく、嘘に簡単に騙されてしまうようだ。
これは メッセージ 1413 (kireigotowadame さん)への返信です.
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