入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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済南事件8 佐々木中佐の遭難2

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/01/03 17:02 投稿番号: [1367 / 2250]
児島襄著   『日中戦争1』   文春文庫
186〜187p


《中佐は、両脚をふんばって頑張り、なおも身体じゅうにおそいかかる拳の雨にも

耐えた。中には、腕をのばして指を中佐の両眼に近づける者もいる。

眼をえぐってやる、といわんばかりで、中佐が汗にかすむ両眼をむいてにらむと、

ケケ、と奇怪な笑声を残して後退した。


坐ってはならぬ、倒れてはならぬ、そのときは殺される……。

中佐は汗まみれになって中国人群集にこづきまわされ、

殴打されながら直立姿勢を維持していたが、ようやく、乗馬で通りかかった

顔見知りの国民革命軍将校が気づき、驚いて下馬してきた。



「ニイ放心罷」(安心されよ)

将校は中佐に叫び、中佐をしばった縄を持つ中国兵にささやき、

再び馬にとびのると、馬腹をけって城内に疾走した。



中国兵が中佐の回りに人垣をつくり、いずれもモーゼル一号拳銃をかまえた。

拳銃の垣根で中佐を 〝保護〟 するかの如くだが、

とびこんで中佐をなぐる兵士を阻止することもなかった。

顔を肩にこすりつけて汗をぬぐい、冷静をとりもどした中佐は、周囲の民家の窓に

鈴なりになった中国人市民がくり返すシュプレヒコールに、気づいた。

「殺 (シャー)」 (殺せ)、 「シャー」 「シャー」 ……。



自動車が走り寄り、一人の士官が演説した。

日本帝国主義、銃殺などの単語が中佐の耳に聞こえ、そのたびに

蝟集   (いしゅう)   した群集は拍手し喝采した。中佐は安堵した。


「予を宣伝の材料に使っている……支那人特有の芝居気たっぷりの所作をやって、

結局予の安全を期するつもりだ」

―   と、推察できたからである。



この中佐の推理は的中し、士官の演説が終ると、中佐は普利門に連行された。

普利門にたどりつくと、第四軍団長方振武が自動車でむかえ、

中佐を総司令部に輸送した。

中佐は、両脇をかかえられて総司令部内の一室にはこばれたが、

ベッドに横になったとたんに失神した。

打撲をうけた全身が激痛でたわむうえに、呼吸も困難になっていたのである。


191p

午前十一時すぎ、南京駐在武官佐々木到一中佐が城内から

日本総領事館に送りとどけられてきた。

右腕、下顎骨の挫傷に加えて全身打撲というほうたいだらけの姿は、

文字どおりにふくろ叩きにあった事情を告げている。



*   佐々木中佐のように、中国側に立って行動している人でも、

   こういう扱いを受ける。

   親中の日本人は、自分は中国人に良くしてるから大丈夫と

   思っているだろうが甘い。


   松井大将ように、日中友好に尽力し、日本では蒋介石の身元引受人になり、

   戦争では、中国人を愛護せよと命令を出していても、

   南京大虐殺の汚名を着せられ処刑されるのだ。


つづく
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