第二次南京事件7南昌2
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2011/12/15 18:49 投稿番号: [1322 / 2250]
『もう一つの南京事件・日本人遭難者の記録』田中秀雄編集・解説
芙蓉書房
72〜73p
《 私は一週間ばかり図書館にいてやや静まった様子なので家に帰って見ました。
実は今度は米国人の病院に避難するつもりでしたが、何を申し女ですから
良い着物だけでも持ち出したいと思うて、包みを抱えながら家に帰ったのです。
すると子供が一週間ぶりなので喜んで家に入ってしまった。
私も後からついて入りますと、北軍の兵士がイキナリやって来て、そっちを開けろ、
こっちを開けろという、仕方ないから開けると皆かっぱらって行くのです
海苔の缶詰など少しありましたが、これは日本の菓子だろうと言うて、
大変珍しがって皆持っていってしまった。
帯から着物、袷単物皆取られました。
蒲団だけは残していったので、それを持って病院に行ったのですが
高い入院料を取られるので家に帰ったら、またドンドンやり出す。
そして今度は何千人という南軍は外から北軍は城内から
一日一夜機関銃や小銃で戦争です。
それが八月二十日でしたが、南軍の兵士は割合に背が低いので
城外にある屋根に登って城門の中へ五六人が入り込んだそうです。
すると北軍は大変だというので、城の山下に立ち並んでいる家に火を放った。
屋根の瓦を破ってそこから綿に石油をつけ火を移して家の中に放り込んだ、
実に惨酷なことをしたものです。
逃げれば銃剣で殺される、逃げなければ焼き殺される、ほとんど皆殺しです。
幸い日本人は城内にいたのでその災難は免れました。
もう大丈夫だと思うているとまた掠奪です。
今度は前のこともあるので、兵士の侵入を防ぐつもりで、石などを運んで来て
門口や窓を固めていると、煉瓦壁に大きな穴を開け、そこから犬みたいに入ってくる。
そして剣付鉄砲を咽喉に押し当て金を出せと言う。
台所から出刃包丁を持ち出して脅かす、子供などはまったくたまげてしまうのです。》
つづく
これは メッセージ 1321 (kireigotowadame さん)への返信です.
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