安保理シリア制裁決議に拒否権の中国
投稿者: mr_chinii 投稿日時: 2012/02/06 20:42 投稿番号: [94777 / 95793]
中国と並びロシアも拒否権を行使したが、その前に西側諸国の制裁案を骨抜き同然にしたい提案を行い拒否されたそうだ。その結果が拒否権発動となったらしい。すなわち、結果的にあのアサド政権の独裁をこの両国は容認する・支持するという印象を他の世界諸国に与えたということだな。中国とロシアでは国内事情が異なるから、拒否権発動決定思惑も異なろう。それにしても現在の世界は、旧冷戦構造とは違うのだが..(苦笑)
中国では、チベット・新疆の独立運動と合わせ、台湾総選挙が見せた民主選挙に「羨ましさ」を感じた者が急速に増えている。共産党幹部の中にも台湾型民主主義をぜひとも取り入れたいと願っている者が少なからず増えておるようである。しかし、中国大陸の実情を見ると、台湾のような民主制度を今すぐ採用するには、問題も困難も多い。強権のタガが外れたら最後、中国国内は未曾有の混乱に陥いよう。いや、混乱どころか間違いなく悲惨な内戦が勃発しよう。これに乗じて、ロシアを除く周辺国は独立派側に回る。ロシアはとりあえず静観という選択だな。中国政権内部では、強硬派と穏健派が各地方閥ごとに対立する。日米欧、台湾を含む東南アジア諸国、インド、オーストラリア・ニュジーランドは、独立派と穏健派に味方しよう。だから、中国はやむなくシリア制裁決議に拒否権を行使した。馬鹿なことである。これで中国は一層孤立することになる。ロシアもプーチン政権には負の効果となろうな(苦笑)。
中国がシリア制裁決議で選択したことは、逆に中国自身が大きなリスクを抱えるはめになったということだ。また、わずか5カ国という現在の世界勢力図を反映していない国連常任理事国のあり方も問われよう(苦笑)。日本の場合は、今回のことでそれに備える外交と準備の必要性に迫られたということだ。日本の意思とは関係なく、世界は動いている。日本がこのような世界にどう影響力を行使できるかは、与野党議員諸氏にあり、彼らを国会に送り出す我々日本人有権者にあるということだ。日本自民党議員も与党政策の足を引っ張るだけではなく、何が国のため、世界のために益するのかを考えてもらいたいものだな(苦笑)。
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