中国の反日デモ

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三つの「i」を打破せよ-2

投稿者: easysea009 投稿日時: 2005/05/08 08:31 投稿番号: [31303 / 95793]
鈍感さと無責任

さらに、二つ目の「i」は「insensitivity」=「鈍感さ(無神経)」を意味している。上で触れたように、加害国である日本に生まれたわれわれは、指導者も含めて、被害国民の痛みや悲しみに対してこれまで鈍感すぎたのではないかと思う。その背景には、順序がひっくり返った日本の歴史教育もあれば、何といっても「われわれも戦争の被害者」という意識が強く埋め込まれすぎたせいもあるだろう。これについては、これまで読んだ複数の記事や読者投稿に書かれていたように、アメリカによる原爆投下という歴史的事実が、そうした日本人の間における「被害者意識」の成長を促すことになったと思われる。

しかし、現実には「日本国も被害国であった」という言い分は、この原爆という問題ひとつをとったとしても成り立たない言い分なのだ。悲しいが、それが現実なのだ。

これは以前のメルマガでも触れたとおりだ。黒澤明の晩年の作品(私自身は駄作だと思っている)「八月のラプソディ」でリチャード・ギア扮するアメリカ人青年が自国の原爆投下について謝るシーンがあるが、あれは日本人の潜在的な願望を満たすためのフィクションでしかない。普通一般のアメリカ人の間では、あくまで原爆投下は日本による真珠湾攻撃がもたらした一連の動きの延長線上にある行為であり、何ら謝るべき筋合いのものではないと考えられている。かえって、原爆によって何十万と予想されていた日米両軍および民間人の死を防ぐことができたというポジティブな見方が多数を占めている。

いずれにせよ、「日本=加害国」という原点をはっきりと認識し、被害国民に対する鈍感さを何とか克服していかなければならないと思う。

そして、最後の「i」は「irresponsibility」=「無責任」だ。これについては、多くを書かなくてもいいだろう。人によって意見は異なるわけだが、私自身は以前のメルマガで書いたとおり、人間の良心の問題という次元から日本はまだまだやるべきことをやっていないと考えている。加害国民としての責任をまだまっとうしていないと思う。

できるだけ早く(つまり、戦争体験者がまだ生きている間に)できるだけのことを手がけ(特に東北地方にまだ放棄されたままとなっている毒ガス弾の問題は緊急を要する問題だ)、日本人として胸を張って、「私たちは精一杯できるだけのことをしました」といえる日が来ることを祈りたい。
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