中国の反日デモ

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三つの「i」を打破せよ-3

投稿者: easysea009 投稿日時: 2005/05/08 08:32 投稿番号: [31304 / 95793]
日本の足元をしっかり見よう

最後に、今後注目すべき点として、今回ニューヨークから聞こえてきた「雑音=不協和音」に対して中国政府がどのように対応するか、その点に触れておきたい。特に、今回の発言を中国メディアがどのように報じるかは、注目しておく必要があるだろう。

私自身の予想では、一応批判はするが、その批判をぐっと飲み込み、したがってメディアにもあまり大げさに報じないように指示を出すのではないかと思う。おそらく今回の反日デモで対日関係の重要性を中国指導部は改めて確認したはずであり、ちょっとやそっとのことで、それを台なしにするような行為を許すことはないと思われるからだ。

問題は、この「不協和音」の程度がどこまで高まるかという点だ。これまで指摘されているとおり、中国人から見て日本の「挑発」と思われる言動に接して、それに対して政府が軟弱な姿勢をとっているという批判は厳然として存在しており、中央政府もその批判を完全に無視することはできない。そうである以上、日本が現在のような「瀬戸際政策」を続けている限り、どこかの時点で中国側の忍耐が切れることも十分考えられる。

こちらも以前のメルマガで何度か触れているように、問題は、いま日本の協力を必要としている中国にいわば塩を投げつけているだけで、中・長期的な日本の国益は守れるのか、という点だ。日本やアメリカがどう画策しようとも、今後30年から50年のうちに中国が世界の大国の一つとして台頭してくることは間違いのないことであり、そうなったときに、日本は困るのではないかという点を指摘しておきたい。

いま現在の日本の行為が中国国民の深層心理に刻みつけられてしまえば、その記憶は過去の戦争というネガティブな層のうえに築きあげられてしまうもう一つのネガティブな層になってしまうのだ。はたして、中国とともにアジアを支えていかなければならない日本はそれでいいのだろうか?

本日付の朝日オンラインの記事によれば、アメリカは「日本政府が積極的に進める東アジア共同体構想について『米国がアジアで歓迎されていないと主張するのとほとんど変わりない』として、反対する考えを示した」という。これは、アーミテージ前米国務副長官が29日、朝日新聞社のインタビューに応じて述べたものだ。

さながら「アメリカと心中をするのではないか」とさえ思える昨今の日本。「日米関係は世界でもっとも重要な関係」というマンスフィールド元駐日大使の言葉を金科玉条のごとく、額に入れて床の間にはっておきたい気持ちはわかる。しかし、国際政治の現実というものは、そんな生易しいものではないだろう。

全世界を相手にしなければならないアメリカにとって、日本も所詮、将棋の駒の一つに過ぎない。不用になれば(日本の戦略的重要性を考えれば、簡単にはそうはならないだろうが・・・)、ポイ捨てだって考えられないことではない。そのときになって、隣国に信頼できる、信頼してくれるパートナーがないことに気づいても遅すぎるのだ。

確か、イギリスの新聞だったと思うが、「日本は欧米の一部だと思いたがっている」と書いていたとおり、いまだに「脱亜入欧」のくびきから自らを解放できずにいる日本は、どこで生きていかねばならないというのだろうか。

じっくり、しっかりと自分の足元を見てみてはどうだろうか。それができれば、日本の長期的な国益を守るためには何をすべきか、自ずと見えてくるはずだと思うのだが・・・この際、日本の生きる道がどこにあるのか、国民全員で考えてみようではないか。
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