Re: ジョン・C・リリーの話
投稿者: discover_200 投稿日時: 2008/08/23 00:18 投稿番号: [39142 / 63339]
さて、その後リリーはどんどん記憶を遡り、母親の子宮の中で、受精卵として存在していた頃の記憶まで再現します。
また、突然類人猿に変身したりということも経験します。
正に、恐るべきLSDの効果ですが、彼の探究心はまだ満足しなかったのでしょう。
ついに、LSDを摂取した上で、アイソレーションタンクに入ります。
そして、到達した地点について、彼は「絶対的零地点」と名づけています。
また、リリー以外に、アイソレーションタンクによる実験を行ったハリー・パルマーという心理学者は、その地点を「意識の臨界点」と呼んでいます。
では、その地点とは一体どのような状態であるのか…
リリーの言葉をそのまま引用します。
「完全な暗闇と静寂が支配する、形を持たない空っぽの空間だった…中略…
文字通り、なにものも存在しなかった…」
………えっ…
何もないの?
…って、ちょっとがっかりしましたか?
私たちの心の故郷は、例えば花がいっぱい咲いているような、とても美しく、そして苦しみのない天国のようなところだと思っていた方もおられるかもしれませんね。
実は、このジョン・C・リリーのタンク内での実験を題材にした映画があります。
【アルタード・ステイツ】という映画です。
かなり、娯楽性に重点が置かれて製作されているので、ホラー映画のようになっているため、実際とは異なるところがたくさんありますが、
意識を追及した主人公の科学者が最後に見たものが「何もない世界」であったことは忠実に描かれています。
そして、映画の上では、その「何もない世界」に主人公は、耐え難い恐怖を覚えて、そこでTHE
ENDになっているのですが、実際では、そうではありません。
リリーはその後、筆舌し難いような至福の状態を体験することになります。
ではなぜ、何もない世界が、至福へと変化するのか…
ここからが、トランスパーソナル心理学の醍醐味になってきますので、
次回はその謎について、少し気合を入れて書いてみたいと思います。
http://plaza.rakuten.co.jp/fieldmother/diary/200610040000/
これは メッセージ 39141 (discover_200 さん)への返信です.
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