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Re: 嘘つきワトちゃん♪4

投稿者: maeenntotyau 投稿日時: 2008/05/28 09:21 投稿番号: [28677 / 63339]
完全穀菜食への疑問
 
  しかしそんなことに気がつくのはかなり後になってからのことです。
少しずつ勉強し実習する間に、 「玄米と野菜を中心」とした食事の有効性にはかなりの確信を得るようになり、当然ながら 「白米、 精製小麦粉、白砂糖などの精製食品や肉、牛乳中心の食生活ではいけない」ということにも何ら疑問もなくなっていました。

  しかし同じ玄米を指導しながら、魚や卵などの動物性食品の摂取については「煮干しや鰹節さえいけない」とか 「ある程度の動物性食品は必要 」、「小さな魚介類はよい 」など様々な考えがあり、 どの考え方が正しいのか本当に悩みました。
 
  特に「玄米菜食」「完全穀菜食」が本当に理想なのか?  
この十年はまさにそのことだけを考えてきたと言っていいかも知れません。
もちろん「完全菜食」を主張する人たちがその根拠としているケルブランの『生体内原子転換理論 』や、古くから菜食を主張する人たちの本など、かなりの本に目を通してみました。

  またその逆に「玄米を中心とした食生活」を指導しながら、菜食を完全に否定している元大分大学の飯野先生の説、イギリスのマイケルクロフォードの説など、メチャクチャ本をあさったものです。
しかしいずれを読んでみても、部分的には納得できても絶対だと言える説を見つけることはできませんでした。

  もちろん現代栄養学が動物性食品の摂取をすすめる根拠としている「必須アミノ酸説」などは、まったく納得できるものではありません。
 
  ただある時気がついたのは、玄米を中心とした食養を何十年と指導し、しかも入院患者の経過を実際に見てきた医師の中で「 完全菜食」を何十年も行なっている医師はほとんどいないということでした。
本を見ると「 完全菜食」をすすめる医師や指導者はたくさんいますが、 実際に訪ねてみると「検査と薬」だけの医療であったり、食事療法などまったく行なっていない場合、 あるいは実際に指導していても入院患者としては見ていない場合、入院している患者に実際行なっている場合でもここ数年だけ、ということがほとんどなのです。

  そして何十年と患者を診てきた医師のほとんどが「完全菜食」には疑問を持っているのです。
特に誰に対しても一律に、 しかもいつまでも無制限にすすめることにはかなり疑問を投げかけている長い年月をかけた教訓。
 
  そしてまさしくマクロバイオティックスの大きな主張である「身土不二」から言えば、なぜ四方を海に囲まれたこの国で、 魚介類さえいけないと言うのか?  
絶対にいけないという理由がない以上、 決めつけてしまっていいのだろうか。
かつて日本の長寿村といわれた所で「完全穀菜食」の村があっただろうか。

  私自身ゆずり原や沖縄、広島の立花村など、いくつかの村を訪ねてみましたが、動物性食品の極めて少ない食生活をして来たことは事実としても、「完全穀菜食」ではありませんでした
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