クロミンククジラが増えた訳
投稿者: ts657738 投稿日時: 2004/01/10 12:59 投稿番号: [15 / 63339]
世間ではクジラが絶滅の危機にあるという思い込みがある。
また、そういう状況に置いておきたいとミスリードを狙っている人間たちがいる。
こうした中で延々と繰り返されてきた問題に、南氷洋におけるクロミンククジラの増加という点がある。地道に調査していってこうした結論に行き着いたということ。
http://eco.goo.ne.jp/magazine/files/lesson/nov01-3.html
クジラの耳垢から年齢と生活の履歴を推定、性成熟の弱齢化がおきていた
加藤秀弘(独立行政法人水産総合研究センター遠洋水産研究所鯨類生態研究室室長)
>1940〜50年代の初めには12歳前後だったメスの性成熟年齢は、70年代前半には7〜8歳になり、子どもを出産できるメスの数も必然的に増加します。一方、鯨が減少する要因となる歴史的な自然死亡率の増加が想定できないため、私達はミンククジラの頭数は歴史的に増加したと考え、1980年頃からIWC科学委員会で、この考え方を主張していきました。
「クジラの生態」笠松不二男(恒星社厚生閣)でも同様なことが指摘されている。引用する。
>既によく知られているように、開発以前あるいは開発初期の優占種であった大型のヒゲクジラ(シロナガルクジラやナガスクジラ)は今世紀はじめから南極海で捕獲が開始され、約20〜30年の間に資源は急減した。この急激な大型ヒゲクジラの減少は、ナンキョクオキアミへの摂食圧力を減少させ、見かけ上の餌資源の余剰が生じたと考えられている(Laws,1977;Bedding and May,1982)、ナンキョクオキアミを中心とした動物プランクトン資源と空いた摂食域の隙間に、それまで従属種として大型ヒゲクジラが利用していなかった餌や空間をほそぼそと利用していたミンククジラが、これらの食位置や空間を次第に占拠して、その強い再生産率(ミンククジラはほぼ年に1回出産するが、シロナガスクジラやナガスクジラでは2〜3年に1回の出産)とも相まって、1930〜40年代より増加を始め(Sakuramoto and Tanaka,1985;Laws,1985)、その結果、現在の特異な食位置を獲得したと考えられる。
→特異な食位置とは、北半球のミンククジラは雑食性が強く魚も食べているのに対して、南氷洋ではもっぱらオキアミを利用していることを指します。
現実に増加してきたクロミンククジラを捕獲しようという発想は当然な思想ですが、これだと捕鯨に反対したい人間には都合が悪いのでしょう。
非常に豊富な資源に対して捕獲枠を厳しくして捕獲圧力の低い捕鯨で持続的な資源利用を行ないたいという主張の正しさを認めたくない人間は、増えたクジラの存在が許せない。
また、そういう状況に置いておきたいとミスリードを狙っている人間たちがいる。
こうした中で延々と繰り返されてきた問題に、南氷洋におけるクロミンククジラの増加という点がある。地道に調査していってこうした結論に行き着いたということ。
http://eco.goo.ne.jp/magazine/files/lesson/nov01-3.html
クジラの耳垢から年齢と生活の履歴を推定、性成熟の弱齢化がおきていた
加藤秀弘(独立行政法人水産総合研究センター遠洋水産研究所鯨類生態研究室室長)
>1940〜50年代の初めには12歳前後だったメスの性成熟年齢は、70年代前半には7〜8歳になり、子どもを出産できるメスの数も必然的に増加します。一方、鯨が減少する要因となる歴史的な自然死亡率の増加が想定できないため、私達はミンククジラの頭数は歴史的に増加したと考え、1980年頃からIWC科学委員会で、この考え方を主張していきました。
「クジラの生態」笠松不二男(恒星社厚生閣)でも同様なことが指摘されている。引用する。
>既によく知られているように、開発以前あるいは開発初期の優占種であった大型のヒゲクジラ(シロナガルクジラやナガスクジラ)は今世紀はじめから南極海で捕獲が開始され、約20〜30年の間に資源は急減した。この急激な大型ヒゲクジラの減少は、ナンキョクオキアミへの摂食圧力を減少させ、見かけ上の餌資源の余剰が生じたと考えられている(Laws,1977;Bedding and May,1982)、ナンキョクオキアミを中心とした動物プランクトン資源と空いた摂食域の隙間に、それまで従属種として大型ヒゲクジラが利用していなかった餌や空間をほそぼそと利用していたミンククジラが、これらの食位置や空間を次第に占拠して、その強い再生産率(ミンククジラはほぼ年に1回出産するが、シロナガスクジラやナガスクジラでは2〜3年に1回の出産)とも相まって、1930〜40年代より増加を始め(Sakuramoto and Tanaka,1985;Laws,1985)、その結果、現在の特異な食位置を獲得したと考えられる。
→特異な食位置とは、北半球のミンククジラは雑食性が強く魚も食べているのに対して、南氷洋ではもっぱらオキアミを利用していることを指します。
現実に増加してきたクロミンククジラを捕獲しようという発想は当然な思想ですが、これだと捕鯨に反対したい人間には都合が悪いのでしょう。
非常に豊富な資源に対して捕獲枠を厳しくして捕獲圧力の低い捕鯨で持続的な資源利用を行ないたいという主張の正しさを認めたくない人間は、増えたクジラの存在が許せない。
これは メッセージ 14 (ts657738 さん)への返信です.
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