教訓にすべきロシアでのテロ
投稿者: nanisun_dung 投稿日時: 2005/07/22 14:42 投稿番号: [361 / 509]
アテネ五輪は、イラク国内の自爆テロやテロ組織アルカーイダの脅威、パレスチナ紛争など不穏な国際情勢のなか、厳しい暑さのもとで挙行された。五輪が開催された八月は、過去にサダム・フセインのクウェート侵攻、ソ連邦の崩壊、金大中事件など重大な事件・事故が起こった“魔の月”でもある。
開催国ギリシャは、軍・警察七万人、領空警備軍用機・ヘリコプター二三四機、ゼッペリン飛行船一隻、パトリオット3型を含む二八基の地対空ミサイル、領海警備の艦艇五一隻と、まさに国の総力をあげて、一〇八年前に自国で始まったスポーツの祭典オリンピックの警備にあたった。
クーベルタン男爵が提唱したオリンピック競技が世界諸民族の「平和と友好」の象徴で人類の理想だとすれば、現実の世界では中東情勢が緊迫し、「憎悪と殺意」がむき出しの流血の惨事が同時併行的・日常的に多発している。イラクでは米軍とシーア派サドル率いる武装勢力との市街戦が泥沼化し、自衛隊のサマワ駐屯地付近には迫撃砲弾が撃ちこまれ、新生暫定政権の要人たちが次々と自爆テロで暗殺されている。パレスチナではイスラエル兵士とイスラム原理主義者との、まさに血で血を洗う民族紛争が果てしなく続いている。
この「平和と友好」vs.「憎悪と殺意」という相反する理想と現実の交錯する姿が、9・11から三周年を迎えようとしていたアテネ五輪の本質だった。警備当局の不断の努力の賜物で、懸念されていた9・11型の自爆テロもCBR(化学・生物・放射線)テロも大事故もなく、オリンピックが盛会裡に無事閉幕したことは御同慶にたえない。
だが、日本国民がメダル・ラッシュの快い感動に浸り、マスコミもオリンピック一色だった二〇〇四年八月二四日、ロシアで二機の民間旅客機が墜落し、九月一日には北オセチアで学校占拠という悲惨な事件が起きた。チェチェン・イスラム武装勢力のテロによるものではとの報道は「平和と友好」のバラ色の霧に包まれていた人々に冷厳な国際社会の現実をみせつけ、その心を凍らせた。
為政者は直ちに頭を切り換えて9・11三周年を迎えた国際テロリズムの防止のため高い優先順位で取り組むべき政治行政上の課題は何か、国家危機管理上の法制整備、機構改革を促進すべきだ。
開催国ギリシャは、軍・警察七万人、領空警備軍用機・ヘリコプター二三四機、ゼッペリン飛行船一隻、パトリオット3型を含む二八基の地対空ミサイル、領海警備の艦艇五一隻と、まさに国の総力をあげて、一〇八年前に自国で始まったスポーツの祭典オリンピックの警備にあたった。
クーベルタン男爵が提唱したオリンピック競技が世界諸民族の「平和と友好」の象徴で人類の理想だとすれば、現実の世界では中東情勢が緊迫し、「憎悪と殺意」がむき出しの流血の惨事が同時併行的・日常的に多発している。イラクでは米軍とシーア派サドル率いる武装勢力との市街戦が泥沼化し、自衛隊のサマワ駐屯地付近には迫撃砲弾が撃ちこまれ、新生暫定政権の要人たちが次々と自爆テロで暗殺されている。パレスチナではイスラエル兵士とイスラム原理主義者との、まさに血で血を洗う民族紛争が果てしなく続いている。
この「平和と友好」vs.「憎悪と殺意」という相反する理想と現実の交錯する姿が、9・11から三周年を迎えようとしていたアテネ五輪の本質だった。警備当局の不断の努力の賜物で、懸念されていた9・11型の自爆テロもCBR(化学・生物・放射線)テロも大事故もなく、オリンピックが盛会裡に無事閉幕したことは御同慶にたえない。
だが、日本国民がメダル・ラッシュの快い感動に浸り、マスコミもオリンピック一色だった二〇〇四年八月二四日、ロシアで二機の民間旅客機が墜落し、九月一日には北オセチアで学校占拠という悲惨な事件が起きた。チェチェン・イスラム武装勢力のテロによるものではとの報道は「平和と友好」のバラ色の霧に包まれていた人々に冷厳な国際社会の現実をみせつけ、その心を凍らせた。
為政者は直ちに頭を切り換えて9・11三周年を迎えた国際テロリズムの防止のため高い優先順位で取り組むべき政治行政上の課題は何か、国家危機管理上の法制整備、機構改革を促進すべきだ。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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