対イラク武力行使

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上手な「幕引き」はあり得るか?

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2006/12/25 08:06 投稿番号: [99342 / 118550]
bonno_216さん、レス、有り難うございます。このトピでも、何人かの人が米軍の撤退は近いとか、その考えが主流になってきているということを書いていたのですが、俺にはすごく不思議な気がしていました。なぜそう考えるのか。bonno_216さんはその理由の一つを書いているように思われます。これは俺の考えていることと根本的に違います。

> 米国はエネルギー資源を中東の石油に依存していないので、こちらは諦められるでしょう。

これは、視点が違います。米国にとって重要なのは、自分たちの消費する石油を手に入れることではなく、今後の世界戦略の上で中東の石油が果たす役割の重さです。つまり、中東の石油を支配することによって、軍事力だけではなく、エネルギー面でも他国より圧倒的に有利な立場で中国をはじめとする世界の国々と外交できるようになるということです。

俺が理解している限り、これはクリントン政権とかのかなり前からの戦略です(もっと前かもしれません)。米国の金融経済政策と連動しています。グローバリゼーションなどで自国内の産業が空洞化していく中で、なお繁栄し続けるためにはどうすればいいか。世界からカネが集まり続けるためにはどうすればいいか。ドルの増刷だけしていられるようにするためにはどうすればいいか。

恐らくは経済制裁中、脅しをかけながら、米国は何回もフセインに接触していたでしょう。イラクの石油を米国石油資本に任せるように。しかし、フセインの気持ちを変えることはできず、逆にフランスなどとの取引を始めようとしていた。大ざっぱですが、俺は今回のイラク侵略の背景をこのように考えています。ですから、別の戦略が立てられない限り、米国がイラクから手を引くことは非常に難しいというのが結論です。もしイラクの石油を諦めていられたなら、ずっと以前に国連を入れるなどの方法がありました。
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