Re:(横)御指摘を感謝致します
投稿者: silverlining430 投稿日時: 2006/09/26 22:15 投稿番号: [96908 / 118550]
こんばんは、imonoyamashotengaiさん。
>「外国の干渉」は、正しくない、
>「外国の干渉」と「外部からの非国家レベルの干渉」という方が
>より正確だとは思います。
>(外国からの戦闘員も国内に既に存在しているのですが)
>ということで、
>「外国の干渉」を
>「外国の干渉及び、外部からの干渉」と訂正します。
上の訂正は必要ないと思います。「外国からの干渉」という訳のままの方がタラバニの発言の意図をより直截で正確に伝えているためです。
そもそもワシントンポストに掲載されたタラバニの発言は…
Today, American and international presence in Iraq is vital. The American and international presence in Iraq is vital for democracy in Iraq and in the Middle East, and also for prevent foreign interference in the internal affairs of Iraq.
http://www.whitehouse.gov/news/releases/2005/09/20050913-5.html
というものであって、イラクの国内(管轄)事項への外国からの干渉と解釈してよい部分かと思われます。
このことは、クルド人がとりわけ危惧していることでもあるわけですが、タラバニが言う"foreign interference"とは、imonoyamashotengaiさんが推察したようなイラクの国内武装闘争勢力への外国ないし外国人勢力の支援ということではなく、イラクでのクルド人の動向をめぐるイランとトルコの干渉のことなのです。
実際、タラバニが"foreign interferene"の意味について、より直接的に発言している報道もあります。ネットでリンクは貼れませんがUPIによるものです。
UPI: Iraqi President Jalal Talabani lashed out at neighbors Iran and Turkey for interfering in Iraq's domestic affairs, warning Baghdad could reciprocate. (Tue. 16 May 2006)
タラバニは、イランとトルコを批判するという意味で"foreign interference"という言葉をあえて用いていることは明確なので、ここは「外国からの干渉」とした方がいいでしょう。
>permanent をどう訳すかですか
については、誤訳を指摘された方の言う通り、「常設的」とした方が一般的です。
国際機構論という学問分野がありますが、国際機構・機関の歴史について体系的に論じたGerald Mangoneが、国際機構と定義されるための条件として
①(一部の国による意思決定が行われる)理事会の存在
②(大多数の国が参加する)総会の存在
③(国家の意思と独立する)事務局の存在
④(機関が)常設的(permanent)であること
の4つを上げており、Mangoneの上の指摘の邦訳としてpermanentという語に「常設的」という邦訳を当てているため、日本の専門家の間では「常設的」が一般的になっており、国際的な任務を負った機関が"permanent"であるかどうかといった場合、「常設的」という邦訳の方が自然であるかと思われます。
「恒久的」でも別に絶対に間違いというわけではないのですが、どちらかというとなじみのない言葉になります。
>「外国の干渉」は、正しくない、
>「外国の干渉」と「外部からの非国家レベルの干渉」という方が
>より正確だとは思います。
>(外国からの戦闘員も国内に既に存在しているのですが)
>ということで、
>「外国の干渉」を
>「外国の干渉及び、外部からの干渉」と訂正します。
上の訂正は必要ないと思います。「外国からの干渉」という訳のままの方がタラバニの発言の意図をより直截で正確に伝えているためです。
そもそもワシントンポストに掲載されたタラバニの発言は…
Today, American and international presence in Iraq is vital. The American and international presence in Iraq is vital for democracy in Iraq and in the Middle East, and also for prevent foreign interference in the internal affairs of Iraq.
http://www.whitehouse.gov/news/releases/2005/09/20050913-5.html
というものであって、イラクの国内(管轄)事項への外国からの干渉と解釈してよい部分かと思われます。
このことは、クルド人がとりわけ危惧していることでもあるわけですが、タラバニが言う"foreign interference"とは、imonoyamashotengaiさんが推察したようなイラクの国内武装闘争勢力への外国ないし外国人勢力の支援ということではなく、イラクでのクルド人の動向をめぐるイランとトルコの干渉のことなのです。
実際、タラバニが"foreign interferene"の意味について、より直接的に発言している報道もあります。ネットでリンクは貼れませんがUPIによるものです。
UPI: Iraqi President Jalal Talabani lashed out at neighbors Iran and Turkey for interfering in Iraq's domestic affairs, warning Baghdad could reciprocate. (Tue. 16 May 2006)
タラバニは、イランとトルコを批判するという意味で"foreign interference"という言葉をあえて用いていることは明確なので、ここは「外国からの干渉」とした方がいいでしょう。
>permanent をどう訳すかですか
については、誤訳を指摘された方の言う通り、「常設的」とした方が一般的です。
国際機構論という学問分野がありますが、国際機構・機関の歴史について体系的に論じたGerald Mangoneが、国際機構と定義されるための条件として
①(一部の国による意思決定が行われる)理事会の存在
②(大多数の国が参加する)総会の存在
③(国家の意思と独立する)事務局の存在
④(機関が)常設的(permanent)であること
の4つを上げており、Mangoneの上の指摘の邦訳としてpermanentという語に「常設的」という邦訳を当てているため、日本の専門家の間では「常設的」が一般的になっており、国際的な任務を負った機関が"permanent"であるかどうかといった場合、「常設的」という邦訳の方が自然であるかと思われます。
「恒久的」でも別に絶対に間違いというわけではないのですが、どちらかというとなじみのない言葉になります。
これは メッセージ 96906 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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