米CIA情報リーク事件1
投稿者: jyonnconner 投稿日時: 2006/09/19 01:16 投稿番号: [96630 / 118550]
http://www.mochida.net/report06/4ackd.html
(前略)
「情報リークの目的は、ウイルソン元大使のイラク戦争批判を押さえ込むこと。その手段として、ブッシュ大統領が政府の秘密情報の使用を許可。チェイニー副大統領がホワイトハウス幹部を動かし、報道関係者に情報を流した」
(中略)
事件が起きたのは、フセイン政権崩壊後の03年6月から7月。米軍がイラク全土を探しても、戦争の大義だった大量破壊兵器が発見できない。批判が高まる中、イラク駐在経験があるウイルソン元大使が7月6日のニューヨーク・タイムズに寄稿、「ブッシュ政権は情報を歪曲してフセイン政権の核開発の脅威を強調し、国民を戦争に引き込んだ」と批判した。ブッシュ政権幹部が聞き捨てにできない告発だった。
ウイルソン元大使は02年2月、イラクがニジェールのウラン購入を計画したとの情報確認のため、CIAの委嘱で現地調査。その事実は無いとの報告を提出した。ところが、ブッシュ大統領は03年1月の一般教書で、イラク核開発の証拠として「ニジェールからウラン調達を計画した」と演説。チェイニー副大統領も同様の主張を続けた。元大使の報告が無視されたのだ。元大使はテレビや講演で、ブッシュ政権を批判、ニューヨーク・タイムズへの寄稿で対立は頂点に達した。
リビー氏の証言によれば、ウイルソン元大使の寄稿文掲載の直後、チェイニー副大統領は同氏に対し、元大使のニジェール現地調査は「お手盛りだったのではないか」との疑問を表明した。元大使のプレイム夫人はCIA秘密工作員だった。夫人がその立場を利用して夫の調査旅行の実現に一役買ったのではないかと疑ったのだ。副大統領はリビー氏に対し、「元大使の調査旅行の記録」とCIAが02年10月にまとめた「国家情報評価」のイラクの核開発の部分を報道関係者に漏らすよう指示した。
リビー氏は元大使の寄稿文が出た2日後から、ニューヨーク・タイムズのミラー記者、続いてタイム誌のクーパー記者などと次々に会った。そして、「元大使のニジェール調査旅行」や「国家情報評価」のイラク核開発の部分を伝えた。イラク核開発については、「国家情報評価」が重要項目の欄に取り上げ、「イラクはウランの獲得に総力を挙げている」と判断していると伝えた。実は、副大統領がこのように伝えるよう指示したのだという。また、「元大使の調査旅行」に関連して、元大使夫人がCIA秘密工作員であることも漏らした。
CIA秘密工作員の身分や「国家情報評価」の内容は秘密扱いになっており、外部に漏らせば、最高懲役10年の重罪になる。このため、リビー氏はこれについて副大統領の意見を聞いたことがあると証言している。これに対し同副大統領は、ブッシュ大統領が当該部分の秘密扱いを解除しているので漏らしても問題ないと答えたという。このリビー氏の証言が、大統領の役割を初めて裏付けた。特別検察官は、CIA情報リーク事件の総括として「事件はウイルソン元大使に報復するため、ホワイトハウスの幹部多数が一致協力して起こしたものだ」と断定した。
(前略)
「情報リークの目的は、ウイルソン元大使のイラク戦争批判を押さえ込むこと。その手段として、ブッシュ大統領が政府の秘密情報の使用を許可。チェイニー副大統領がホワイトハウス幹部を動かし、報道関係者に情報を流した」
(中略)
事件が起きたのは、フセイン政権崩壊後の03年6月から7月。米軍がイラク全土を探しても、戦争の大義だった大量破壊兵器が発見できない。批判が高まる中、イラク駐在経験があるウイルソン元大使が7月6日のニューヨーク・タイムズに寄稿、「ブッシュ政権は情報を歪曲してフセイン政権の核開発の脅威を強調し、国民を戦争に引き込んだ」と批判した。ブッシュ政権幹部が聞き捨てにできない告発だった。
ウイルソン元大使は02年2月、イラクがニジェールのウラン購入を計画したとの情報確認のため、CIAの委嘱で現地調査。その事実は無いとの報告を提出した。ところが、ブッシュ大統領は03年1月の一般教書で、イラク核開発の証拠として「ニジェールからウラン調達を計画した」と演説。チェイニー副大統領も同様の主張を続けた。元大使の報告が無視されたのだ。元大使はテレビや講演で、ブッシュ政権を批判、ニューヨーク・タイムズへの寄稿で対立は頂点に達した。
リビー氏の証言によれば、ウイルソン元大使の寄稿文掲載の直後、チェイニー副大統領は同氏に対し、元大使のニジェール現地調査は「お手盛りだったのではないか」との疑問を表明した。元大使のプレイム夫人はCIA秘密工作員だった。夫人がその立場を利用して夫の調査旅行の実現に一役買ったのではないかと疑ったのだ。副大統領はリビー氏に対し、「元大使の調査旅行の記録」とCIAが02年10月にまとめた「国家情報評価」のイラクの核開発の部分を報道関係者に漏らすよう指示した。
リビー氏は元大使の寄稿文が出た2日後から、ニューヨーク・タイムズのミラー記者、続いてタイム誌のクーパー記者などと次々に会った。そして、「元大使のニジェール調査旅行」や「国家情報評価」のイラク核開発の部分を伝えた。イラク核開発については、「国家情報評価」が重要項目の欄に取り上げ、「イラクはウランの獲得に総力を挙げている」と判断していると伝えた。実は、副大統領がこのように伝えるよう指示したのだという。また、「元大使の調査旅行」に関連して、元大使夫人がCIA秘密工作員であることも漏らした。
CIA秘密工作員の身分や「国家情報評価」の内容は秘密扱いになっており、外部に漏らせば、最高懲役10年の重罪になる。このため、リビー氏はこれについて副大統領の意見を聞いたことがあると証言している。これに対し同副大統領は、ブッシュ大統領が当該部分の秘密扱いを解除しているので漏らしても問題ないと答えたという。このリビー氏の証言が、大統領の役割を初めて裏付けた。特別検察官は、CIA情報リーク事件の総括として「事件はウイルソン元大使に報復するため、ホワイトハウスの幹部多数が一致協力して起こしたものだ」と断定した。
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