対イラク武力行使

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イラク侵攻の戦略的に失敗とは 2

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2006/04/16 05:26 投稿番号: [90655 / 118550]
jy君には具体的な例と人の意見との区別がつかないみたいだから、戦略的に失敗と思われる例をいくつか掲げて説明したいと思う。

1)   武器庫荒らし

OIFの最中に、いくつか見つかったフセインの武器庫だが、米軍はバグダッド侵攻に忙しかったため、武器庫を見つけたことを一応記録にはとっていたが、警護をつけずそのまま立ち去ったため、地元のテロリストが武器庫を荒らして武器を盗み取ってしまい、大量の武器が市場に流れた。

この武器庫に警護をつけるべきだったという批判が当時わいたが、これこそ少数隊では不可能だ。なにせここに警備の兵を残しておけば、戦闘に関わる兵の数が足りなくなる。この場合は確かに物量作戦であれば、警備の兵を残すことが可能だったと議論することもできる。だが、イラクで発見された武器庫の数はひとつやふたつではない、何千という単位だ。その武器庫ひとつひとつに警備の兵をつけていたのでは、何十万と兵を動員しても追い付かなかっただろう。戦争中だ、一番大切なのは戦闘員、警備員ではない。発見された武器の90%は破壊されたのだし、物量作戦を用いても100%略奪を防げたという保証は全くない。

2)バグダッド市内での略奪事件ぼっ発

フセイン政権が崩壊した直後、イラク庶民が町にくりだし美術館だの役所だのフセイン管轄下にあった建物で次々に略奪が行われたが、米軍はこれらの庶民をとめることができなかった。バグダッド入りした陸軍および海兵隊員は戦闘員であり、治安維持部隊ではない。バグダッドがそう簡単に落ちると予測していなかった米軍は戦闘後の市内治安維持の準備が完全にできていなかった。

ここで物量作戦を用い、もっと多くの兵を動員していたならば、略奪を防ぐことができたのかどうか、ここには議論の余地はある。だが、治安維持の目的で動員していない兵士を突然警備隊として起用するのは難しい。これは兵の数ではなく質の問題だからだ。治安問題がすぐに持ち上がるという予測ができていれば、戦闘が終わった時点で警備専門の憲兵隊を動員することもできたはずだが、戦争というのはやってみないとどうなるかわからないのでね、ラミーの予測は間違っていたといえばいえるが、ラミーを批判したどの将軍もこのような結果を予測していたわけではないので、彼等の物量作戦がここで成功したかどうか不明だ。
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