FREEDOM DAY (ABC)
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/04/11 04:03 投稿番号: [90345 / 118550]
「解放の日はイラク北部のクルド人にとって特別の意味があります。
農業を営むクルド人のフェリスさんは、心から自由を味わっています。
『まるで天国にいるような気分です。
死ぬ時は幸せに死んでいくことができます』
フセイン政権下でフェリスさんの農園は焼き払われ、
拷問を受け、息子が殺されました。
『私にとって自由というのは、自分の村で平和に暮らせることです』
しかし自由というのは、地元に限られています。
フェリスさんをはじめ、多くのクルド人は南部へは行こうとはしません。
シーア派の支配する南部では、ムサウィさんが、
政府の介入なしに、自由に美しいタイルの制作に励んでいます。
中東各地のモスクを飾る為の手描きのタイルです。
『フセイン政権時代には財産を皆とられましたから、惨めな暮らしでした』
北部のクルド系住民と同じように、南部ではシーア派も抑圧されました。
ムサウィさんは、今では小さな工房を持ち、裏には窯もあります。
シーア派の政権が誕生した今は自由になったとは思っています。
『しかし粘土と同じでイラクはまだ国としての形を成していない』
一時はとても喜びました。
ブッシュ大統領はイラクを中東のモデルにすると言っていましたから。
でもそれは実現されていません。
(DR SHAFIK KADOORA:pediatrician)
『自由に歩き回れれば良いですよね。
楽しく何でも好きなことができるようになって欲しいです。
でもそうはいきません』と小児科のカドーラさん。
スンニ派で、去年一緒に街を歩いた時には、
イラクでも自由な暮らしができるようになると言っていました。
『しかし、その希望も萎えました。
スンニ派を標的にした殺害事件が続いているからです。
私は家族を外国に出そうと思いましたが、
私が何があろうと祖国に留まるつもりだと知って、家族も残りました』
記念すべきこの日、地元の新聞に引用されたある大学教授の言葉
『自由という名の料理を注文したのに、皿には死がのせられてきた』
多くの市民の想いを代弁しているようです」
これは メッセージ 90344 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/90345.html