イラクのシーア各派とイラン ①
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/04/10 03:21 投稿番号: [90254 / 118550]
<イラン>
人口の六割以上が、シーア派なのだから、民主主義的であればあるほど、
シーア派の政治的主導権は確保される。
イランにとって、このシーア派宗教政党連合によるイラク政権掌握と、
その合法的運営による方が、最も安定的にイラクに政治的影響力を及ぼせる。
つまり、イランにとって、イラクの内紛は望ましいものとは思えない。
ただし、イランは『平和の使者』でもないので、<合法的表側>だけでなく、
<非合法的裏側>では、軍事的オプションも行使している。
合法性の名の下に、シーア派政権下で軍、警察、民兵に影響力を浸透させている
実効支配の担い手に着々と影響力を確保してきたと思う。
時には、非平和的オプション=軍事的行動もとる。
イランへの制裁が話題になると、それが垣間見えるような気がする。
EUでイランへの査察、安保理付託が問題になると、
南部バスラで英軍への攻撃が一時的に激化する。
イランへの制裁を声高に述べるアメリカに対しては、
シーア派民兵を通して、アメリカを牽制する。
これは推測であって、証明はできないのだが、
要するに、イランはアメリカに対して、あんまりイラン制裁なんて言うと、
イラクで痛い目に遭うよと警告しているという側面はあるように思える。
もちろん、イラクのシーア派各派は、完全にイランのコントロール下に
ある訳でもなく、相対的に独自行動を採る。
SCIRIとサドル派はもう何年もイラク各地で銃撃戦、主導権争い、抗争を
繰り返しえてきた。
こんなことは、イランにとっては、『いらん』ことだ。
(失礼、不必要なことだ)
イランにとっても、内戦は困ると思う。
イランにとって、ベストなのは、多数派のシーア派宗教勢力を通して、
合法的に運営する方が、はるかに安定的だし、アメリカも文句を言えない。
イランにとっては、<アメリカの思惑通り>以上、<内戦>未満という所か。
イラン、イラク、シリア、レバノンのヒズボラ、パレスチナのハマス、
更にはサウジ東部油田地帯のシーア派、湾岸諸国のシーア派、
この強固なベルト形成に向かっている
当然、アメリカはこのベルト形成を、いかに阻止するか、傷つけるか、
アメリカの問題意識に立って、考えてみようと思う。
スンニ派武装勢力とも連携してきたサドル師が、
何とキングメーカーにまで成り上がってしまった。
ここにまず危機感を抱いたのではないか。
では、どうやって、これを破壊するか。
世俗派のアラウィ派に期待したのだが、惨敗した。
世俗色の強いクルドとは、反ジャファリで連携できる。
スンニ派をいかに取り込むか。
一つには、SCIRIの掌握する内務省によるスンニ派市民への襲撃を
意図的にリークすることによって、スンニ派の反ジャファリ姿勢を形成する。
しかし、連邦制では、正反対のスンニとクルドをどうやって引っ付けるのか。
異常な『宗派対立』状態に追い込み、連邦制より、
反ジャファリを優先させるように持って行くということか、、、
人口の六割以上が、シーア派なのだから、民主主義的であればあるほど、
シーア派の政治的主導権は確保される。
イランにとって、このシーア派宗教政党連合によるイラク政権掌握と、
その合法的運営による方が、最も安定的にイラクに政治的影響力を及ぼせる。
つまり、イランにとって、イラクの内紛は望ましいものとは思えない。
ただし、イランは『平和の使者』でもないので、<合法的表側>だけでなく、
<非合法的裏側>では、軍事的オプションも行使している。
合法性の名の下に、シーア派政権下で軍、警察、民兵に影響力を浸透させている
実効支配の担い手に着々と影響力を確保してきたと思う。
時には、非平和的オプション=軍事的行動もとる。
イランへの制裁が話題になると、それが垣間見えるような気がする。
EUでイランへの査察、安保理付託が問題になると、
南部バスラで英軍への攻撃が一時的に激化する。
イランへの制裁を声高に述べるアメリカに対しては、
シーア派民兵を通して、アメリカを牽制する。
これは推測であって、証明はできないのだが、
要するに、イランはアメリカに対して、あんまりイラン制裁なんて言うと、
イラクで痛い目に遭うよと警告しているという側面はあるように思える。
もちろん、イラクのシーア派各派は、完全にイランのコントロール下に
ある訳でもなく、相対的に独自行動を採る。
SCIRIとサドル派はもう何年もイラク各地で銃撃戦、主導権争い、抗争を
繰り返しえてきた。
こんなことは、イランにとっては、『いらん』ことだ。
(失礼、不必要なことだ)
イランにとっても、内戦は困ると思う。
イランにとって、ベストなのは、多数派のシーア派宗教勢力を通して、
合法的に運営する方が、はるかに安定的だし、アメリカも文句を言えない。
イランにとっては、<アメリカの思惑通り>以上、<内戦>未満という所か。
イラン、イラク、シリア、レバノンのヒズボラ、パレスチナのハマス、
更にはサウジ東部油田地帯のシーア派、湾岸諸国のシーア派、
この強固なベルト形成に向かっている
当然、アメリカはこのベルト形成を、いかに阻止するか、傷つけるか、
アメリカの問題意識に立って、考えてみようと思う。
スンニ派武装勢力とも連携してきたサドル師が、
何とキングメーカーにまで成り上がってしまった。
ここにまず危機感を抱いたのではないか。
では、どうやって、これを破壊するか。
世俗派のアラウィ派に期待したのだが、惨敗した。
世俗色の強いクルドとは、反ジャファリで連携できる。
スンニ派をいかに取り込むか。
一つには、SCIRIの掌握する内務省によるスンニ派市民への襲撃を
意図的にリークすることによって、スンニ派の反ジャファリ姿勢を形成する。
しかし、連邦制では、正反対のスンニとクルドをどうやって引っ付けるのか。
異常な『宗派対立』状態に追い込み、連邦制より、
反ジャファリを優先させるように持って行くということか、、、
これは メッセージ 90253 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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